中国の野菜:サラダは未だ食べられていないようです
晴れ
中国では、サラダはあまり食べられていないようです。
中国の伝統では、冷たいものは身体に悪いそうです。
このことは良く聞きますし、実際、暖かい料理ばかりで、
料理店で、生の冷たい料理はあまり食べたことはありません。
サラダでも十分に食べることができます。
でも、サラダのために盛り合わせているものではありません。
黒龍江省のハルピンで、昼食に招待していただいた写真です。
肉やきのこ類などを、個人個人に用意されたなべに入れて、しゃぶしゃぶとして食べました。
ちょうど、ハルピンの日本語関係の大学を出たばかりの方から聞いた話ですが、
新潟と姉妹都市になっていて、1年間くらい留学していた日本人の大学生はサラダをよく食べていたそうです。
でも、この方はあまり食べなかったそうです。
理由を聞いてみると、
先に書いた暖かいものを食べるだけではなく、農薬の残留も気になっているそうです。
中国のマーケットで、野菜が並んでいるところを見ると、いわゆる「虫食い」の野菜はほとんど売られていません。
葉菜類などはかなり虫に食べられると思いますが、そんなものは売られていません。
殺虫剤をかけているのか あるいは 農家が虫食いの野菜をマーケットに出さないのかわかりませんが。
私も虫食いの野菜は直売所にほとんど出しません。
なぜかというと、売れないからです。
中国人も同じ考えかもしれません(作るほうも売る方も)。
サラダを食べる食生活(欧風化)が良いかどうかはわかりませんが、
少なくとも、サラダでも安心して食べられる野菜を中国でも作ってほしいと思います。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント