福岡県

2008年6月28日 (土)

JA福岡嘉穂の直売所「ふれあい市穂波店」で周年祭をやっています(宣伝です)

雨 (わずか2日の晴れ間でした。今日も雨で、明日も雨の予報です。)

   

福岡嘉穂農協の直売所「ふれあい市 穂波店」で、今日と明日の2日間、周年祭をしています。

私はそこに出荷していて、出荷協議会の委員もしています。

今日は、少しだけ宣伝です。

   

穂波店の場所は、飯塚市の椿(旧穂波町)にあります。

国道200号線の八木山有料道路入り口の西に、「秋松」という交差点があります。

この交差点を北に入って700~800m先の突き当たり右にあります。

途中には、左にナフコが、右に丸和、ダイソーがあります。

少し奥まったところにある印象を受けますが、比較的分かりやすいところでもあります。

   

P10005081 正面はこんな感じです。

今日は雨が降っていたので、

少し暗い写真ですみません。

   

   

   

P10005171_2

                      

くじを引いているところです。

お買い上げ1500円で1回のくじです。

田舎の直売所ですので、素朴です。

   

  

   

P10005181 当たりが少ないように見えますが、

来られるお客さんが少ないので、

思ったよりも当たります。

私も手伝っていましたが、

それなりに当たりが出ていました。

   

   

   

      

  

  

   

   

P10005201 バナナも売っています。

もうけはないと思います。

   

  

  

  

  

   

P10005211 この豆腐は特注です。

おいしいです。

毎回、買っています。

   

   

  

  

   

P10005161 花もあります。

地元で育てたものです。

カサブランカがよく売れていました。

今日はちょっと少ないのですが、

お盆にはもっともっと出ます。

   

    

   

P10005111 店内です。

中央が野菜やくだものを置いています。

   

   

   

   

   

   

P10005341 今が旬のきゅうりです。

   

   

   

   

   

   

   

P10005361 トマトも今が旬です。

   

   

   

   

   

  

   

P10005331 梅も、今です。

   

   

   

   

   

   

   

P10005321 梅干用の赤シソもあります。

   

   

   

   

   

  

   

P10005351 にんにくもありま す。

   

ジャンボにんにく、ホワイト6片種、それから少し小さいものまで、いろいろあります。

   

    

     

    

  P10005401

じゃがいもも玉ねぎもあります。

こちらも、今がメインです。

   

   

   

   

   

   

P10005231 お米は、その場で精米しています。

あまり知られていませんが、

当地は、福岡県内でもおいしいお米の産地です。

水はきれいです。

   

   

   

  

P10005241 筑穂牛もあります。

黒毛和牛のおいしいお肉です。

私は、この生産農家から牛ふん堆肥を分けてもらっています。

牛舎にほとんど臭いはありません。

   

   

   

       

P10005281 漬物やみそやドレッシングまであります。

   

    

   

   

   

   

    

P10005301 このジャージー牛の牛乳はおいしいです。

少し高いのですが。

この牛乳を使ったソフトクリームがあるといいのですが。 

    

    

    

   

  

P10005381 はちみつ、とちゅう茶(杜仲茶)、ウコンなどの加工品も揃っています。

杜仲茶は九州のコンクールで賞をいただいたようです。

   

   

   

   

    

P10005371 赤米、黒米もあります。

   

   

   

   

   

   

       

P10005261   

 弁当もあります。

農協の女性部が作っていますが、

素朴で昔ながらの弁当です。

   

   

   

   

P10005271 ちらしすしもあります。

今日は、1割引でした。

   

   

   

   

   

   

P10005391 こちらで、弁当を作って販売しています。

「旬菜ほなみ」といいます。

今年の4月オープンしました。

ふれあい市の敷地内にあります。

   

   

   

   

どこにでもある直売所と言われればそれまでですが、

基本的には、地元のものしか置いていません。

(お客さんのニーズもあって、地元で採れないものも置いていますが、その旨はもちろん表示しています。)

   

飯塚に来られたときには、ちょっと立ち寄ってみられては、いかがでしょうか。

新鮮で安いのが特徴です。

おもしろいものがみつかるかも。

   

明日も周年祭はあります。

良かったら、立ち寄ってみて下さい。

先着100名様に、牛乳の配布もあります。

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2008年4月 7日 (月)

極早生玉ねぎの収穫

雨 のち 晴れ  (午前中には、雨が上がって、午後から農作業ができました)

    

極早生の玉ねぎ(博多こがねEX)の収穫を少しずつ始めました。

「貴錦」は未だあまり大きくなっていません。

私のところは、飯塚でも寒い方なので、同じように植えていても、遅くなってしまいます。

同じ福岡県でも、この品種ならもっと早く収穫できるはずです。

トンネルをかけようかとも思ったのですが、

3月は雨が多いので、病気が出るのが心配で、結局、やめました。

   

出荷を始めるので、先週末、「福岡県減農薬・減化学肥料栽培認証」の検査に、農林事務所の担当者が来られました。

そこでわかったことですが、

購入した苗の農薬散布回数が4回でした(育苗時に使われたものです)。

県の認証基準の上限が4回ですので、ぎりぎりセーフでした。

苗農家は、病気の苗を出荷することはしませんので、このくらい散布されると思います。

(もし、病気の苗を出荷すると、場合によっては、弁償させられます。)

栽培期間中は全く農薬を使用していなくても、種や苗のときに使われていれば、農薬の使用回数にカウントされてしまいます。

実際には、本圃での栽培期間の方がはるかに長いのですが・・・・・・・。

    

P10000951 収穫している玉ねぎです。

    

    

    

    

    

    

    

P10000961 ほぼ丸い、きれいな玉です。

   

    

    

     

    

    

    

P10203111 3月6日   

この頃から急速に太りだしました。   

    

     

     

    

    

     

P10205941 3月21日

    

    

    

   

   

   

    

P10000881    

4月5日

現在の状態です。

茎が倒れているものもあります。

    

    

    

      

P10000981      

極早生の玉ねぎ畑の全体です。

2つの品種を合わせると、計約5000本です。

       

    

    

    

     

     

    

    

    

現在は、「博多こがねEX」ですが、続いて「貴錦」、そして4月末になると、早生種の「七宝7号」の収穫が始まります。

これから毎日、5月の中旬まで、玉ねぎの収穫です。   

    

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2008年1月11日 (金)

生産履歴は安心感につながっていると思っています。

雨 ときどき 曇り

   

前回のこのブログで、福岡県の減農薬・減化学肥料認証制度に登録していることを書きました。

野菜の袋に、認証シールを貼っていることが、どこまで、お客さんの安心感につながっているのか、半信半疑でした。

   

でも、今日の日経新聞の朝刊に、「生産履歴」が購入の決め手になっているという記事が書かれていました。

イトーヨーカドー、サミットなどのスーパー(当地には、そのようなスーパーはありませんが)では、履歴が検索できない通常のものよりも、売上げが上がっているそうです。

当地には、イオンさんの「グリーンアイ」という生産履歴を検索できるものもありますが、これもきっと売上げが上がっているのかもしれません。

   

私はどうかというと、実は、よくわかりません。

販売価格を高く設定しているわけではないのですが、売れ残ったりもします。

   

以前、何かで聞いたことがありますが、

いろんな価値や商品やサービスはアメリカやヨーロッパから日本に伝わるそうです。

日本では、東京に情報が集まり、その後、各地に分散されるそうです。

もし、その通りならば、この生産履歴の情報と価値も、いずれ私の住んでいる福岡県に拡がると思います。

(そうなってほしいと思っています。)

    

GAPという言葉を去年、初めて知りました。

GAPとは、Good Agricultural Practice の略で、直訳すると、「いい農業のやり方」ですが、日本語では、農業生産工程管理とか適正農業規範とかに訳されています。

日本版GAPのJGAP(ジェイギャップ)では、押さえるべき農場管理のポイントとして、

(1)農産物の安全、(2)環境への配慮、(3)生産者の安全と福祉、(4)農場経営と販売管理があるそうです。

単なる、実際の生産履歴だけではありません。

このGAPもヨーロッパが世界標準になっているそうです。

  

私なりの解釈では、良い農産物を作りそして販売するために、上記の(1)~(4)に取り組もうということだと思います。

現在は、ここまでする必要はないと思っていますが、いずれは、GAPのような生産管理をする必要が出てくるかもしれません。

(文書化して、実践するのはかなり大変です。)

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2007年12月31日 (月)

今年を振り返って

曇り 時々 雪 (かなり寒い1日でした。最高気温5℃。今冬1番の寒さ)

   

今日の朝、スーパーの産直コーナーに出荷して、今年の野菜作りも終わりです。

結局、大晦日まで出しました。

   

今年は大変珍しく、台風の直撃はありませんでした(近くを通ったのはありましたが)。

そのため、壊滅的な打撃は受けずにすみ、野菜たちもほぼ順調にました。

   

4,5月にできる極早生(貴錦)と早生(七宝7号)の玉ねぎはよくできたほうでした。

定植本数は1.5万本くらいでしたが、収穫が追いつきませんでした。

この点が失敗で、今年の秋は1万本の定植に抑えました。

収穫が梅雨前ですので、いつものように殺菌剤は使わずに済みました。

   

キュウリは四葉系の夏さんごでしたが、水をたえず与えたせいか、収穫は6月上旬から8月中旬まで続きました。

2ヶ月以上の収穫は、私にとっては珍しいことでした。

収穫期間を3ヶ月以上に伸ばすのは、今の私にはまだまだ難しいです。

    

ゴーヤは結構たくさん収穫できたのですが、9月の前後に、直径約3cm(俗に318)のパイプ支柱が折れてしまいました。

台風対策のために補強はしていたつもりでしたが、ゴーヤの重さは相当でした。

古いパイプ支柱を使っていたのが原因かもしれません。

草カメムシは相変わらず出てきて、一度だけ、殺虫剤を使いました。

   

雨よけハウスで作っているトマトも例年くらいの収穫はありましたが、少し青枯れがでてきました。

6年も同じハウスで、しかも自根で作っているので、しようがないかなあと思っています。

来年は接木の苗を定植しようと思っています。

夏のトマトは、やっぱりおいしいと思います。

   

ナス、ピーマンも良くできた方でした。

ピーマンは大部分を京波で、京ゆたかを試験的に作りましたが、京ゆたかの方が良かったので、来年は京ゆたかにしようと思います。

でも、全部で300株くらい植えていて、収穫しきれませんでした。

来年は株数を減らそうと思っています。

不思議なことに、毎年、現れるアブラムシはわずかしか発生しませんでした。

そのため、殺虫剤は使わなくてすみました。

   

オクラもそれなりにできました。

途中、花落ちが多かったのですが、追肥をすると回復しました。

   

ズッキーニもそれなりにできたのですが、定植が遅れたので、初期の収穫が少なかったようです。

   

カボチャは良かったです。

夏に水をたくさん与えたので、秋まで収穫できました。

わずかですが、冬至にも出荷できました。

   

冬瓜もそれなりにできたと思います。

長いものよりも、丸型の冬瓜の方が肉厚でした。

   

スイートコーンはウッディコーンを作ったのですが、需要はやはり、柔らかい甘いもののようです。

  

ジャガイモは植え付けが遅かったので、結果として、収穫も遅くなり、畝が草だらけになってしまいました。

来年はマルチを使おうと思っています。

  

秋冬野菜は現在進行形です。

   

妻と二人ですべてをやっていますので、手が足りないときがあります。

そのため、収穫しきれないということが起きました。

来年は少しセーブしたいと思っています。

   

夏の暑い中の農作業を共にしてくれた妻に感謝したいと思います。

そして、来年も、このブログを続けたいと思っています。

今年は、5万アクセスを超えました。

よろしかったら、来年も立ち寄って下さい。

    

P10202581 今日の写真です。

どんよりとした冬の雲と、

三郡山にうっすらと積もった雪が見えます。

   

手前から、極早生玉ねぎ、ほうれん草(トンネル)、レタス(トンネル)、

そして、これから先は見えませんが、

早生玉ねぎ、実えんどう、スナックエンドウの畝があります。

  

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2007年8月31日 (金)

NEO様へ:直売所の現状について

曇り

  

NEO様へ

  

当地のことを少し紹介します。

   

当地のような田舎でも(だからかも)、直売所は乱立ぎみといわれています。

私が把握しているだけでも、飯塚市とその周辺では、JA直営店が2店舗、スーパーのインショップが5店舗、その他、道の駅などを含めると10店舗くらいあります。

その他に、JAから他地区のスーパーのインショップへの流通もあります。

手数料も、15%~25%程度までさまざまです。

農家がどこに出すかは、しがらみもありますが、基本的には自由です。

農家は各自が社長ですので、各自の考えに沿って行動しますので、

振り回されると考えるよりも、ご自身の考え方がぶれないようにしたらどうでしょうか?

手段は多様ですが、考えがぶれると、振り回されることになるかもしれません。

まずは、神戸市内の現状を把握されたらどうでしょうか?

  

それから、新鮮な野菜はわかりますが、安全というキーワードはかなり難しいように思います。

有機や減農薬の農産物を不特定多数のお客さんに販売する場合には、認証を受けることが必要です。

有機農産物はポジティブリスト制があって認証を得ることは非常に難しいと思います。

減農薬・減化学栽培の場合には、まだ基準がゆるいので、可能と思います。

私も、福岡県の認証制度を利用しています。

一番良いのは、各農家に栽培履歴を記帳してもらうことだろうと思います。

でも、これから始めようとする場合、実績がなく、信用も得にくいと思いますので、

心を込めて、農家を説得することが必要と思います。

  

農家側は、できるだけ高い価格で売れ、手数料も低く、かつ多量に売れることを望んでいます。

一方、販売側は利益を得なければいけませんので、どうしても逆の立場になってしまいます。

そのあたりを、どのように折り合いをつけるかが難しいかと思います。

  

直売所が増えた理由の一つは、従来の市場から仕入れた八百屋さんが農家の利益をあまり考えなかったことによることもあると思っています。

市場は買う側の方しかいませんので、できるだけ安く仕入れたいと思い、買い叩かれるということを、私は何度聞いたかわかりません。

農家の利益を無視したやり方をした結果、農家は直売所に出し始めたのだろうと思います。

その結果、市場への入荷は減少の一途をたどっています。

  

そんな農家側の思いを受け止めてくれる直売所だったら、農家側の協力も得られるのではないでしょうか。

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2007年7月 4日 (水)

枝豆の収穫

雨 のち 曇り

   

今日は朝から雨で、一時、大雨注意報も出ていました。

午前中、福岡県の減農薬・減化学肥料栽培認証制度の現地検査を受けました。

夏野菜は、トマト、ピーマン、オクラ、ゴーヤを申請しています。

トマトとピーマンの現地検査はすでに終わっているので、

今回はオクラとゴーヤの検査を受けました。

検査は、実際の栽培が申請書と合っているかという点について、栽培記録と現地ほ場を申請書と照らし合わせるものです。

そして、オクラとゴーヤの実を採取し、残留農薬の有無を調べます。

農林事務所の担当者はすぐに残留試験に出してくれますので、

1週間以内に検査結果を電話で知らせてくれます。

その後、この認証制度のマーク(Fマーク)のシールを貼って、直売所などに出荷します。

Fマークのシールを張っている農産物はまだ少ないので、

注目度は少ないのですが、

その効果を見極めるためには数年かかると思いますので、もう少し続けようと思っています。

    

枝豆の収穫を始めました。

     

P10103121

かなり実が充実してきました。

前回の写真(6月19日)と同じ株です。

    

    

     

     

     

     

        

     

       

P10103131     

拡大写真

   

まだ、パンパンにはなっていませんが、

今から収穫を始めないと、

取り遅れになってしまいます。

   

これくらいがおいしいそうです。

(今日の、昼食にたくさん食べました。)

(おいしかったです。)

    

     

P10103081    

収穫した状態。

    

    

    

    

    

    

     

P10103101    

一部分の拡大。

表面上は、虫が食べていないように見えますが、

実際には、茎がかなり食害されています。

食べられている実もあります。

    

      

P10103151   

全体で500ポットくらいですので、

1週間で収穫を終わります。

    

    

     

     

      

    

     

     

      

この枝豆の品種は早生種ですので、早く収穫できます。

でも、わずかに実が小さいのがすこし欠点です。

この時期までに収穫できれば、殺虫剤をかける必要はありません。

でも、もう少し、あとになると、害虫が多発します。

そういうわけで、早生種を選んでいます。

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2007年2月15日 (木)

認証チェックを受けました

晴れ

  

昨日、ほ場で、春菊のFマーク認証のチェックを受けました。

(Fマークとは、福岡県減農薬・減化学肥料栽培認証制度の認証マークのことです。)

  

他県のことは分かりませんが、

かなり厳格に運用されています。

  

申請した栽培計画書に沿って、栽培されているかという点について、

栽培管理記録簿と現場のほ場で、農林事務所の担当者がチェックします。

チェックしている用紙を見ると、数十項目あります。

そして、ほ場から、所定の量の野菜を採り(今回は春菊ですが、約200gくらい)、

持ち帰って、残留農薬検査に出されます。

検査結果は、私の方に直接、返事が来て、「OK」 であれば、認証シールを貼って、

直売所に出す事ができます。

  

私は、この秋冬で、6種類の野菜を申請していましたので、

収穫間近になるたびに、農林事務所と普及センターの方が私のほ場まで来られました。

野菜の種類によって、収穫開始の時期が異なりますので、

何度も足を運んでもらいました。

私の方も、栽培記録をきちっと付けておくことが必要で少し面倒臭いのですが、

チェックする方も、大変だなあと、つい思ってしまいます。

(有機認証の場合は、さらに大変なようですが・・・・・・・・)

   

できるだけこまめに栽培記録を付けるようにはしているのですが、

今回も一つだけ、私の方のミスがありました。

それは、春菊の種の袋を保管していなかったことです。

袋には、種子消毒しているかどうか記載されています。

もし、種子消毒をしている場合には、その旨が書かれています。

種子消毒の場合にも、農薬使用1回にカウントされます。

2種類の農薬が使われていると、2回とカウントされます。

今回は、普及センターの方に調べていただくことで、了解を得ました。

(栽培中は、一度も農薬を使っていませんので、農薬使用回数も基準内ですし、

多分、播種してから2ヶ月弱ですので、残留もしていないだろうと思われます。)

  

この制度の名前があまりに長く、いかにも「お役所言葉」そのものですので、

もう少し、消費者に理解され、浸透するようなネーミングをしてもらいたいと思っています。

農協の直売所の担当者も、そう思っておられるようです。

消費者は、

このFマークのシールを付けて売っている農産物と、そうでない場合との違いを、

はたして、理解してくれるのだろうか?と少し心配にもなったりします。

     

「安全」の上の段階として、「安心」があります。

もう一つのことばに、「おいしさ」があります。

できれば、「おいしくて、安心な農産物(野菜)」を表現するネーミングがあれば良いのに、と思っています。

  

Fマークの普及には、もう少し時間がかかると思いますが、

数年間、続けてみようと思っています。

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2007年1月28日 (日)

農業フォーラムに行ってみました

雨 (冬の冷たい雨でした)

  

今日、平成18年度 筑豊農業・農村活性化フォーラム」という催しに行ってきました。

理由は、私が野菜を出しているJA直売所の担当者が、そのフォーラムのパネルディスカッションでパネリストになっていることから、その応援です。

行ってビックリしたことは、麻生知事をはじめ、県会議員、筑豊の市長や町長さん達が皆、揃っていたことでした。

主催が福岡県、筑豊の各自治体、農協でしたので、なるほど・・・・と思いました。

  

フォーラムの中で、ふるさと料理人を自称されている「藤 清光」さんの話が興味を引きました。

 ・日本人はご飯、味噌汁、漬物、梅干、ラッキョウを基本にするのが一番良いそうです。

  →なるほど、なるほど・・・・・ 

  

 ・日本人の腸の長さは7.5mで、欧米人の5.5mよりも、はるかに長いそうです。

  →腸が長いのは、ご飯中心の食生活だから、そんなに長くなったのか?

   それとも、元からそうなのか?という疑問は湧きましたが、

   いずれにしても、体に合うのは、ご飯中心の食生活だろうなあと思いました。

  

 ・味噌汁は、色々な野菜を入れて食べられる。

  →我が家もそうです。

  

 ・お金は貯金する。う○こは貯金しない。

  テレビでは言えないが、う○こをたくさん出しましょう。

  過去40年で、油の摂取量は10倍になっているが、食物線維は1/2だそうです。

  →確かに、いっぱい出たほうがすっきりします。

  

 ・梅は世界最強のアルカリ性食品だそうです。

  酸性の牛肉500gを中和するのに、野菜だと900g必要だそうです。

  梅干は1個で良いそうです。

  梅干は青梅のもので(クエン酸が多い)、塩だけで漬けたもので十分。

  →我が家にも、梅干はありますが、あまり食べていませんでした。反省。

  

その他のパネルディスカッションにも、面白い話がありました。

小学校の校長先生の話では、各学年で米や野菜を作られていて、

子供達が成功体験を得るように、先生にハッパをかけておられるとのことでした。

それから、やはり、朝ごはんは食べないとダメだそうです。

  

質疑応答の時間がなくて残念でした。

聴衆は、役所、JA、農業関係者が大多数で、一般の方がもっとたくさん参加されるような催しにしてくれた方が良かったと思います。

   

P10003341  

パンフレットです。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

P10003251  

麻生知事

左は県会議員の方々

(4月に選挙があるから?)

  

  

  

  

P10003261   

藤 清光さん

昔、福岡市内のお店に食べに行ったことがあります。

  

  

  

  

  

   

 

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2006年12月 3日 (日)

有機栽培について

くもり (6℃~11℃)

日中は気温が上がらず、冬が到来したような感じでした。

  

福岡県の減農薬減化学肥料栽培認証制度に申し込んで初めてわかったことの一つに、種子消毒されている種を使えば、その時点で、有機栽培ではなくなってしまうということでした。

今日は、この事について、少し書いて見たいと思います。

   

私の使う肥料は鶏ふん、油粕などの有機肥料がほとんどで肥料については有機肥料で野菜は栽培できると思っています。(いわゆる新規就農してから、ほとんどの期間を有機肥料主体で栽培してきました。)

しかし、農薬については、どうしようもないことがわかりました。

それは、野菜の種に種子消毒がされている場合があることです。

今回、申請した中でほうれん種子消毒がされていました(ブロッコリーキャベツレタスは種子消毒なし)。

種に青い色が付いていましたが、これは殺菌剤で消毒されている印でした。

よくよく思い出すと、毎年作っているほうれんの種子には色が付いていたように思います。(品種はさまざまでした)

福岡県の認証基準では、種子消毒で1種類の殺菌剤が使われていれば、1回の農薬使用としてカウントされます。2種類であれば、2回です。

   

ということは、よく考えると、ほうれんを有機栽培するには、種子消毒をしていない市販の種を探すか、あるいは固定種を自家採取するかしかないだろうと思います。

市販の種は西洋種と東洋種を掛け合わせたF1種が多いそうですので、自家採取は難しいと思います。

ですから、東洋種、例えば次郎丸や禹城(うじょう)などを自家採取するしかないだろうと思います。

これらの品種は、タキイやサカタのカタログには現在載っていません。(数年前までは、カタログに掲載されていたと思います。)

探せば、まだ何とか入手できると思いますが、自家採取もだんだんと難しくなっていくように感じました。

   

ほうれん草と同じことが、スイートコーンでも生じていると思います。スイートコーンの種も着色してありますので。

   

非常に極端な言い方ですが、有機栽培のほうれんスイートコーンはほとんどないと言えるのではないでしょうか。

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2006年12月 2日 (土)

レタスの成長

くもり時々雨

肌寒い1日でした。冬の到来も間近かもしれません。

    

レタスも福岡県の減農薬・減化学栽培の認証を受けました。

先日、私の畑に、農林事務所から栽培記録などのチェックに来られました。

そして、農薬の検査のために、収穫間近のレタスを2個持って帰られ、数日後、農薬の残留がなかった旨の連絡を頂きました。

Fマークのシールを貼って、直売所に出荷する予定です。

   

P10206961_1 10月5日

定植時の写真

本葉3.5枚くらい、苗が大きすぎるかも

まだ、どのレタスを継続して撮るか決めていなかったので、この写真は定植したレタスの中の1枚です。  

    

P10208171

10月18日(13日後)

レタスの葉の形になってきました。

 

  

    

P10208751

10月25日(20日後)

かなり大きくなってきました。

  

  

    

Pb0700141

11月7日(33日後)

となりのレタスとのすきまがなくなってきました。

  

  

    

P10000891

 11月30日(56日後)

ようやく、玉レタスとしての形が見えてきました。

  

  

    

P10000901 11月30日(56日後)

上の写真を、別の角度から撮ったものです。

収穫までもう少しです。

(他のレタスの中には、もう収穫できるものもあります。)

  

   

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