新規就農

2010年1月 3日 (日)

11月の初めに蒔いた春菊が、かろうじて年末に間に合いました。

晴れ (でも寒い。)

  

新年になってから今日まで、野菜の収穫はしていません。

親戚まわりなんかで忙しかったのですが、

収穫と出荷がないと、なんだかゆったりした気分になります。

第一、朝6時頃に起きなくてもいいです。

12月の休みは、多分、1日か2日だけだったような気がします。

私のような直売所やスーパーの産直コーナーに出している者は、基本的に休みはありません。

休みを取ろうと思えば取れるのですが、

毎日出してなんぼですし、収穫する野菜もたくさんあるので、休みを取ろうという気になれません。

でも、疲れが溜まってきますので、本当は休まなければいけないとは思います。

もう、こんな生活を10年以上しています。

続けられるのも不思議ですが、好きなことだからかもしれません。

  

おせっかいかもしれませんが、

新規就農の方で、私のように直売所などに出そうと思うなら、休みはないと思った方がいいと思います。

米などの穀類には、忙しい時とそうでない時がありますが、

色々な野菜を作ると、ひまな時はほとんどありません。

  

11月の初めから、ビニールハウスに、春菊の種を蒔いていたのですが、

年末ぎりぎりに少しだけ収穫できました。

毎年のことですが、

年末から大晦日にかけて、春菊、みずななどの葉物は異常に高くなります。

葉物は雑煮や鍋物の必需品なので、皆、買うからだと思います。

 (当地は、雑煮で、かつお菜を使う人が多いのですが、少し苦味があるので、

  私はあまり好きではありません。

  それよりも、水菜の方が好きです。)

  

201001031   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

品種は、中葉のたつなみ春菊です。

  

201001032   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

全体はこんな様子です。

全部の春菊が大きくなっているわけではありません。

もぐらが地面の下を荒らしまわって、うねは波打っています。

 

去年は、ちょっと遅くなったので、来年は10月の下旬に種を蒔こうと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月28日 (土)

直売所での野菜の売れ残りがないようにするには、どうしたらいいか?-(ふ)さんのご質問について

晴れ

 

(ふ)さんへの返事が大変遅れてすみません。

この質問への答えはそんなに簡単ではありません。

私自身もいつも悩んでいます。

    

以下は、(ふ)さんのご質問です。 

 

直売所にだした売れ残りはどうされていますか?自家消費でも消化できないものは廃棄ですか?
どうしても、露地栽培では供給のピークが他の出品者と重なり、売れ残りがでます。そもそも出品するものは、選別していいものをだしており、残ったものを自家消費していますので、売れ残ってしまうと大変です。

漬物にできるものや、乾物にできるものは、加工品として再度出品したりもしますが、それでも予想外に残ると、泣く泣く廃棄しています。

人にあげる野菜は、いいものをあげないといけないので、結局残るものは残ってしまうのです。農業も事業ですので、一定の廃棄がでるのはやむを得ないと割り切っていますが、「もったいない」という思いはあります。

以前、野菜の加工屋さん(お惣菜屋さんとカット野菜屋さん)に話をしますと、今はほとんど機械化が進んでいて、機械用の野菜規格をいわれました。規格があるかぎり、規格外品は常に発生するので結局同じでした。

   
  

直売所での売れ残りをどうするか?という質問に対する答えは、非常に難しいです。

私が作っている野菜のほとんどは、直売所とスーパーの産直コーナーに並べています。

幸いにして、以前よりも、売れ残りは少なくなりました。

以前は、時期によっては、かなりありました。

  

露地野菜の宿命なのですが、

できるときは、皆できます。

ずらせればいいのですが、技術的に、そんなに簡単ではありません。

  

試行錯誤を繰り返して、現在に至っているのですが、

どうしたらいいか、少しだけ書かせていただきます。

  

まず、販売ルートですが、現在は多様化しています。

売れ残りがない順に、

①市場に出荷、②農協の部会に参加、③宅配、④インターネットで販売、⑤加工会社に販売、⑥直売所、スーパー内の産直コーナー、⑦自ら、店舗などで販売などがあります。

私は、⑥直売所、スーパー内の産直コーナーに出荷しています。

以前は、③、⑤、⑦も経験しました。

   

(ふ)さんの場合、どうしたら直売所に出して売れ残りを少なくするかですが、

8割売れれば、よしとすると考え方もあります。

これは、以前、聞いた話です。

でも、実際に、ほうれん草10袋出して、2袋が残ると、つらいです。

大根だったら、翌日でもいいのですが、ほうれん草だったら、翌日出荷が無理のときもあります。

  

で、どうしたらいいのか?ですが、

①まずは、お客さんが多く来店する直売所やスーパーなどに出すのが一番だと思います。

 自分の野菜を、多くの人に見てもらえる所に出荷するという意味です。

 もし、そんな所が30分以内にあれば、いいのですが。

 

 そして、多くの直売所に出荷することも考えてみてはいかがでしょうか?

 どうしても少量ずつになってしまいますが、お客さんの目に留まる確率が高くなります。

 ぐるっと廻って、2時間くらいが限界かもしれません。

  

 幸いにして、飯塚の周辺は、たくさんの出すところがあります。

 どの直売所に出すこともできるのですが、

 かつては、7,8箇所は出したと思います。

 現在は、4箇所程度です。

 やっと落ち着いてきたのかもしれません。

  

②自分を主張するPOPを作る。

 個人のPOPを出せないところもあるのですが、

 もし、POPを出してもいいなら、出した方がいいです。

 POPを作るのも難しくて、私も、恥ずかしいのもあって、よいものはできません。

 POP作りで、教えてもらったのは、

 ①手書き、②多くても3,4行、③見やすい配色だそうです。

③見た目が大切です。きれいなものを作ることを心がけてはいかがでしょうか?

 見た目よりも、味が大切とよく言われるのですが、

 現実は、必ずしもそうではありません。

 (名前で買ってもらえるようになると、いいのですが。)

 売れ残ったものを見ると、形や色が少し変なのが残っています。

 購入者はよく見ておられます。

   

 いいものはいいものだけを袋に入れ、少し変形したものは変形したものだけを少し多めに袋詰めするのはどうでしょうか?

 それから、汚れはかならず取り除いておくことも必要と思います。

  

④長期間にわたって作れるようになるのはいかがでしょうか?

 いわゆる篤農家と呼ばれる方は長期間にわたって、よいものを収穫できます。

 (口で言う程、簡単ではないのですが。技術を高めないといけないのですが。)

 そうなると、数ヶ月間の長期間にわたって、お客さんの目に留まります。

 

 難しい場合は、例えば、夏に、キュウリを4月、6月、8月に定植する方法もあります。

 台風で全滅する場合もありますが、ずっとキュウリを出せます。

  

 それから、イモ類などは大量に収穫することも可能です。

 それを少しずつ出す方法もあります。

  

⑤皆と少しでも違う野菜を作るのはいかがでしょうか?

 自分がおいしくて、好きな野菜を作るのが一番ですが、

 消費者の好みに合わせることも必要です。

  

 四季に応じたメインの野菜で、ちょっとだけ毛色の違うものも作っています。 

 例えば、きゅうりだったら、四葉キュウリを作り、市場と少しだけ毛色が違うものを作っています。ずっと四葉キュウリを作ってきました。

 ズッキーニは作りすぎて残りましたが、多分、これから売れるのかもしれない(?)と思っています。

 丸オクラは柔らかくておいしいです。まだ、浸透していませんが。

 

野菜の見栄えのことを書きましたが、

安全で新鮮、そして何よりもおいしい野菜を作ることが一番と思っています。

それを目ざしてはいるのですが、全てを満足するような野菜を作ることは難しいです。

  

都会では、かなり安全性重視で購入するお客様もいらっしゃると思いますが、

実際に購入される方は10%~20%程度だろうと思います。

(間違っていたら、ごめんなさい。)

ほどほどの値段で、より良いものを選ぶのが普通だと思います。

今年の秋冬の野菜の価格はかなり安いです。

秋が暖かかったので、早くできたようです。

そんな中で、価格を高めに設定するのはかなり勇気がいります。

  

かなりダラダラと書きましたが、何事も経験かもしれません。

ずっとやっていたら、誰かが見てくれて、応援してくれるかもしれません。

大変ですが、がんばって下さい。

(結局、こんな事くらいしか書けません。)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月18日 (金)

私はなぜか生産組合長になっています。鎌倉街道様への返信を兼ねて。

晴れ のち 雨

   

私の以前の「生産組合長」という文を見ていただきありがとうどざいました。

   

私の場合は少し特殊かもしれません。

生産組合内のそれぞれの農家は通常、同じ行政区の中です。

でも、私の場合は、住んでいるところが一戸建ての団地の中なので(すぐ隣りですが)、行政区が違っています。

しかも、畑は1kmくらい離れていて、これまた、別の行政区にあります。

つまり、住んでいるところも、農地があるところも違うので、住まいの近くの農家との接点がほとんどありませんでした。

(田んぼの近くに住めば良かったのですが、適当なところがなかったので、こんなことになってしまいました。)

   

でも、生産組合長の役をしていると、それぞれの農家をまわるので、結構、親しくなります。

6軒しかいないのですが、年寄りが多いです。

(農協の組合員としては、10軒以上あるそうですが、他の方に作ってもらっていたり、他の地区に移られたりして、この軒数だそうです。)

それで、比較的若い私の方に頼んで来られたのかもしれません。

   

12月中旬頃に、農業委員の選挙のための農家登録の書類(?)が市から来て、

各農家に書いてもらわなければいけなかったのですが、野菜で忙しく、さぼってしまいました。

正月明けに、ふと気づき、1月8日の晩に配布して、9日に回収し、10日に、支所に持っていきました。

次の日までに書いて下さいとお願いしてまわったのですが、

どの家も、すぐに書いてくれました。

姓が同じ家を間違えてしまったのですが、それでも、次の日に、お互いに取り替えてくれて、しかも私の家まで持ってきてくれました。

本当にありがたいことで、いろいろ協力していただき、私としては、大変、助かっています。

   

生産組合長になるということは、農協、市、農業共済組合の末端の役を引き受けるということも初めて知りました。

農協の総代やふれあい市の出荷協議会の委員にもなっていますので、農協のこともわかるようになってきました。

私のように新規就農して移って来た者にとっては、いろいろな経験をさせてもらっていて、組合長を引き受けてよかったと思っています。

でも、ずっとするのは大変なので、そろそろ別の方に代わってもらえないだろうかと内心は思っています。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

普通の農家ではダメでしょうか?

晴れ

  

先日の日経新聞の夕刊のコラムで、新幹線の掃除をしている人のことが書かれていました。

東京駅に入ってきた新幹線の車両を手際よく掃除をしている方のことで、

どんな仕事も重要で、普通の労働も大切だと書かれていました。

ほとんどのサラリーマンも、そして、役所の役人もそうですが、

ずば抜けて優秀な人はそんなにいません。

多くの人は、皆、普通の労働者です。

   

ひるがえって、農家はどうでしょうか?

普通の兼業農家が大多数です。

小面積で兼業の農家は、いわゆる普通の農家です。

この普通の農家がなぜ、いけないのでしょうか?

  

先の参院選では、

4ヘクタール以上を耕作している大規模農家や共同の集落営農組織を立ち上げた場合にだけ、補助金を出し、優遇するという、

農業政策に批判が集まりました。

  

アメリカ、オーストラリア、ブラジルなどの農地は、こんな規模ではなく、

私の想像に及ばないような規模で耕作されているようです。

日本の農地は狭いので、海外の大規模農場に太刀打ちできるはずはないのですが。

  

新聞やテレビでは、まるで、普通に米や野菜を作っている農家が遅れているようなことを言っているときがあります。

どうも私には納得できないときがあります。

  

逆に、小面積の農地の売買が許されることができないものでしょうか?

農地の流動化を増やす施策ができないものでしょうか?

多くの人が、少しずつ農作物を提供できれば、自給率が上がるかもしれません。

   

限界集落が増えてきていると言われています。

集落には、家だけでなく、農地も付随しています。

小面積の農地の売買がもっと自由にできれば、そこに新たに住む人も生まれるかもしれません。

そのようなことができれば、その地の近くに住んであれば、耕作放棄地も減るのではないかと思います。

   

政府は株式会社が農地の耕作をできるよう推進しようとしています。

大規模・効率化を図って行こうとするものです。

でも、逆もあっても良いのではないかとおもいます。

この政府の政策では、耕作放棄地や限界集落の問題は解決しないと思います。

実際の耕作放棄地は、水のかかりが悪かったり、機械が入りにくかったり、イノシシなどの動物が荒らしたりするようなところなのですから。

  

新規に農家になろうとする人にとって、今の農地政策は非常に難しいものです。

原則的には、5反以上の耕作をしないといけません。

それ以下の小面積を耕作する兼業農家を増やすような政策は難しいのでしょうか?

   

農家は農地を売る(手放す)ことはなかなかしません。

ご先祖さまに申し訳ないといいます。

役場などの公的機関が仲介・斡旋するようにするとできるのかもしれません。

NHKのテレビでも、そのような市町村があると放送されていました。

野菜や米を作りたいという人はたくさんいます。

多くの人が農業に参加できたらいいなあと、いつも思っています。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2007年8月19日 (日)

猫ひろし様へ、まずは現状把握から始めたらどうでしょうか

晴れ (今日も、雨は降らなかった。)

  

猫ひろし様へ

  

もう大分へ戻られたでしょうね。

少しタイミングがずれたかもしれませんが、遅まきながら、こんなアドバイスはどうでしょうか?

  

せっかくの機会ですから、地元でどんな農産物が生産されているか、地元をまわってみられたらどうでしょうか?

そうすると、何か良いアイデアが生まれるかもしれません。

今、住んでおられる大分との比較をしても良いかもしれません。

  

親戚や知り合いに紹介してもらって、篤農家と呼ばれている方(その道の専門家で、経済的にも成り立っている方)の話を聞くのも良いかもしれません。

役場、農協、農業改良普及センターを訪問して、紹介してもらうのも良いかもしれません。

  

役場なら、経済課とか産業課などの農業を育てようとしている部署が良いと思います。

きっと、篤農家を紹介してくれる方がおられると思います。

農業委員会を思い浮かべるでしょうが、その委員会は主として農地の権利関係を取り扱う部署ですので、この場合は少し違います。

   

農協なら、営農関係の部署が良いと思います。

農業改良普及センターなら、野菜・果樹の担当の部署の方が良いと思います。

これらの部署は、実際の農家と直接的な関係がありますので、詳しく教えてもらえると思います。

   

それから、奄美大島全島をぐるっと廻られるのも良いかもしれません。

今の時期には、どんな作物がどのようにして作られているのかを知る良い機会かもしれません。

   

篤農家から、島の農業の現状を聞いたりしていると、きっと、こんなことをしたらどうか、などの話も出てくるかもしれません。

何人かの方々から話を聞くと、もっと確かなものになるかもしれません。

  

以前、沖縄や五島に行ったとき、スーパーを廻って、野菜を見ていたら、かなりの野菜が私の地元よりも高かったという記憶があります。

五島では、長崎から船で運んでくるということを聞きました。

ひょっとすると、色々な野菜を作れば、地元で消費されるかもしれません。

スーパーだけでなく、色々な店を廻るのも良いかもしれません。

大分と比較するのも良いような気がします。

   

まずは、ご自分の目で、島の現状を把握されたらどうかと思います。  

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年5月10日 (木)

新玉ねぎの出荷調整

雨(前日夜から朝方) のち 曇り のち 晴れ

   

昨日とは打って変わって、今日はかなり涼しい(と感じた)一日でした。

ナスやピーマンの定植が進みました。

   

ところで、このところ、連日、新玉ねぎを300個くらい採って、袋詰めして、直売所に出荷しています。

実は、出荷するまでにかなりの時間を要しています。

畑で、約300個の玉ねぎを抜き取り、葉と根を切り落とすのに、1~1.5時間くらいかかります。

風乾した後、家に持って帰り、褐色になった皮や土を取り除くのに、二人で、1.5~2時間くらいを要しています。

そして、袋詰めとシール張りをするのに、二人で、約1時間くらいかかっています。

トータルで、3~4時間かかっています。

毎日、この作業を繰り返していますが、玉ねぎは畑にまだたくさん残っています。

多分、5月いっぱいはこの作業を続けると思います。

もう、かなりいやになってきているのが本音です。

   

実は、野菜を作って、市場、直売所、農協などに出荷するには、

野菜を栽培して収穫するまでが作業ではなく、

その他に最も大事な出荷調整の作業があります。

   

玉ねぎの場合ですと、土や褐色になった皮を取り除き、所定の量を袋詰めする作業です。

新玉ねぎの特徴を出すために、皮をむいて、真っ白にして出される方もおられます。

    

出荷調整の作業というのは、生産物を商品に変える作業でもあると思っています。

たとえ野菜をたくさん収穫できたとしても、売れないとあまり意味がありません。

このあたりが、単なる野菜つくりとも異なるし、新規就農をして初めてわかることかもしれません。

   

P10008201   

調整前(収穫しただけのもの)

    

     

     

    

   

        

P10008191   

調整後

土と褐色になった皮を取り除いています。

すこし、きれいになりました。

   

    

    

     

P10008211   

約300個で、

作業台がいっぱいになります。

    

    

    

    

     

P10008221   

ストロボをたいた写真

   

上の3つの写真は、電球色の蛍光灯の光で、少し黄色に見えます。

本当は、この写真のように、かなり白いです。

   

     

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年4月 8日 (日)

1万カウントありがとうございました。

晴れ

  

今日、アクセス数が10,000カウントを超えました。

台風の襲来があった去年の9月20日頃から、このブログを書き始めました。

たくさんの方々に読んで頂いて、大変ありがとうございます。

    

何らかの形で、新規就農をサポートするホームページを作りたいと思っていたのですが、

自分自身でHPを作ることがなかなかできませんでした。

   

書き始めたきっかけですが、

台風の翌日も雨で、農作業をすることがなく、

私よりも先に、娘がブログを書き始めていたので、娘から教えてもらいながら始めました。

   

最初は、1ヶ月は、がんばって毎日、更新しようと思いました。

今では、書くことが少し習慣になってきたようです。

次の目標は1年間、がんばろうと思っています。

   

当地も四季がかなりはっきりしていますので、

季節毎に野菜の種類や管理も違います。

例えば、一口で大根といっても、夏大根もあれば、秋冬大根や春大根もあります。

これらは全て品種が異なっています。

同じように見える一つの野菜でも、実は1年を通してみると異なっています。

    

このブログでは、かなり細かい技術的なことばかり書いていますが、

多分、初心者と篤農家の中間くらいの位置付けと思っています。

10年間、色々なことを試してきましたので、少し参考になれば良いなあと思っています。

   

新規就農のことはほとんど書いていませんが、ときどき、触れていきたいと思っています。

  

今後も、たまに立ち寄って下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月25日 (日)

田舎暮らし専用サイトが人気!!

晴れ

   

昨日とは、うって変わって、今日は快晴でした。

でも、畑はたっぷり濡れていて、作業ができる状態ではありませんでした。

それでも、土管暗渠や弾丸暗渠を施しているためか、水溜りはありませんでした。

今日は1日休み、午後から、市民ホールでの「劇団青年座」の演劇を観に行きました。

タイトルは「妻と社長と九ちゃん」でした。

会社に勤めているときのことを少し思い出しました(そんな内容でした)。

たまには、良いかも・・・・・・・

  

総務省の田舎暮らし専用サイトが人気だそうです。

田舎暮らしの専用サイトが人気 80万件超ものアクセス(共同通信)
 総務省のインターネットポータルサイト「交流居住のススメ 全国田舎暮らしガイド」に登録している350の自治体などのサイトへのアクセス件数が昨年7月の開設以来、9カ月で80万4000件を突破した。月平均約9万件で、総務省は「田舎暮らしへの関心は高い」と驚いている。今年から大量退職の始まった団塊世代や都市住民らを田舎に呼び寄せ、地方の活性化を図るのが狙い。

[共同通信社:2007年03月25日 20時15分]
    
新規就農をするために、農地を探すのは大変です。
私は、旧飯塚市とその周辺で、農地を探していましたが、
自分がこれだと思うまで、約3年間かかりました。
およそ20ヶ所の農地を見ました。
その結果、欲しい農地が見つかり、やっと決まりました。
多分、家を建てるために、宅地を探すのと同じだろうと思います。
宅地は不動産情報で探すことができますが、農地は情報が開示されていません。
農地の流動化が進んでいないために、掘り起こしから始めなければいけません。
大変な作業です。
   
農地の価格は、一般的には安いのですが、
それでも、宅地と同様に、需要と供給で決まります。
相手が売りたければ、安く買えます。
でも、当方が買いたければ、高くなります。
   
私は、野菜が作りやすい農地を求めていました。
その具体的な条件は、
  ①日当たりが良いこと。
  ②鹿やイノシシがいないこと。
  ③水田の下部にならないこと。
  ④井戸が掘れて、水がでること。(当地はかつて炭鉱がありましたので)
      
水はけが良いとか土質が良いことは、できればそうあれば良い程度でした。
  
およそ3年間、20ヶ所の農地を見て、やっと決まったのが現在の畑です。
もっと具体的なことはおいおいと書いてみたいと思います。
   
農地を探す場合は、地域を限定しないならば、上記、ホームページにあるように、
市町村を通す方が楽かもしれません。
  

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年2月 9日 (金)

直売所での売上げ100万円の価値は!!

曇り のち 雨

  

私の畑で収穫した野菜たちは、直売所で売られています。

私が直売所と呼んでいるのは、農協やスーパーの産直コーナーを指しています。

  

仮に、その直売所で、1年間に100万円の販売金額だとしたら、

どの位の人々に貢献しているのだろうか?ということを考えてみました。

  

売価の平均を100円とすると、10000万個または10000袋になります。

一人が1袋を買うと、10000人が買ってくれたことになります。

同じ人が、1週間に1袋を買ってくれると、延べ200人になります(50週として)。

1世帯4人とすると、延べ800人になります。

飯塚市の人口は約13万5千人ですので、

800人 / 135000人 × 100 =0.59%の割合になります。

  

実際には、例えば、小さな食品スーパーの商圏は半径500mと言われていますので、少し、割合は小さくなるかもしれません。

それに、同じ方がもっと買ってくだされば、さらに割合は小さくなります。

  

あくまでも、計算上ですが、

100万円の売上げで、飯塚市の0.6%の人に、買ってもらい、食べてもらっていることになります。

販売金額が200万円だとすると、1.2%に上がります。

販売金額が500万円だとすると、3.0%に上がります。

(3.0%は、少し、大きすぎるかもしれませんが)。

  

私は、この数字はかなり価値のあるものと思っています。

直売所には、たくさんの方々が色々な野菜、果物、加工品などを出されています。

それぞれの方々の出荷金額は小さいかもしれませんが(私を含めて)、

みんな貢献していると思います。

地産地消と言われていますが、今や野菜の販売金額の20%は地元で販売されているそうです。

その土地に育った野菜などをその土地の人々が食べるというのが良いような気がします。

  

追伸

こんな計算をすると、妻と娘は、あきれます。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 2日 (金)

NHKの農業政策番組を見て思ったこと

雪 ときどき 晴れ

  

朝、起きると、雪が積もっていました。久しぶりの雪景色でした。

その後は、ボタン雪が降るものの、晴れ間もあり、雪はほとんど溶けました。

今日の夜は星がきれいなので、明日の朝は、きっと寒くなるでしょう。

  

このところ毎日書いている種苗店の記事の代わりに、

今日のNHK総合テレビで、夜7:30~8:45にあった番組の感想を書きます。

番組名は、地域発!どうする日本 「誰が支える?あなたの食卓」でした。

  

 以下は、NHKオンラインからの引用です。

地域発!どうする日本
 「誰が支える!あなたの食卓~点検・農業改革~」
午後7:30~8:45

 我々日本人の「食」を支える農業。その農業が今、岐路に立っている。

農業従事者の超高齢化、激増する耕作放棄地、先進国最低の食料自給率、

押し寄せる大量の外国産農作物。こうした局面を打開するため、

国が始めた「農政改革」。

 目指すのは、土地を集約化し競争力のある大規模農家を育てること。

長い間一律に配布してきた補助金を本格的に見直し、条件を整えられた=

やる気と力のある農家にだけ与えるなど、戦後初の農家へのリストラが

始まった。番組では「戦後最大の改革」と銘打った政府の農政改革が、

全国の農家にどんな波紋を起こしているのか、その現場を追う。

各地で模索される、さまざまな取り組みを軸に、日本の農業が進むべき道を

考える。

  

内容ですが、

まず、国の農業政策(略して、農政と呼ばれることが多いです。ひょっとすると、農業政治の略かも・・・・・)として、

WTOによる農業自由化の波から、日本の農業を守るために、米・麦・大豆の大規模化を図ろう。

大規模化のために、個人または共同集落営農法人を立ち上げること。

そして、これまで個人個人に渡してきた補助金を、これらの大規模営農をする個人や法人に渡そうとするものです。

  

この国の政策に対する矛盾点などが取り上げられていました。

その矛盾点としては、

・農業機械の償却が終わっていない、個人個人のこだわりの米作りができないなど、そもそも共同で米作りすることが難しいという話。

・大規模化を図ってきた米専業農家と共同組織が農地の取り合いをしているという話。

・もともと大規模化できにくい中山間地ではこの政策は難しいという話。

・この政策自体が農業=お金という経済的価値だけで練られており、農業=生活という視点が抜けているという話。

などが、映像と共に取り上げてありました。

  

なるほど、それぞれもっともなことですが、番組で抜けていることがいくつかありました。

  

一つは、米作りなどの農業は、兼業で新規に参入しようにも、法律上、できない仕組みになっていることです。

このことは、出演されていた大桃美代子さんが最後に少し話されていました。

現在、農業をしている人の2人に1人は65歳以上と言われています。

なぜ、このようになったのでしょうか?

農作業は重労働できつい、経済的に儲からないこともありますが、法律上においても(農地法)、新規参入が非常に難しいのです。

当地では、5反(5000㎡)以上の耕作をしないと農家にはなれません。農地を所有することも、借りることもできません。

私は、購入と借り入れを含めて、6反程度の農地を耕作することで、県と農業委員会に認められました。

もちろん、農業収入だけでは生活はできません。

でも、農家以外の会社勤めの方が1反でも2反でも耕作できるような農地政策を、国がとってくれると、新規参入者は多分ずっと多くなります。

何も専業農家を増やす必要はありません。兼業農家を増やせば良いのです。

農業を始めたいという方はたくさんおられます。

国は、そういう方々を取り込む政策、即ち、農地法の改正を進めてもらいたいと思っています。

  

二つめは、共同で稲作などをする共同組織になってしまうと、自分の田が自分の田でなくなってしまうことです。

国は、戦後の農地解放で自作農を増やしました。この政策は、何だか、その逆のような気がします。

私が出席した座談会でも、このような意見がありました。

  

三つめは、農家の子供でも、米作りがわからなくなる、知らなくなる点が心配です。

小さいときから、田植えと稲刈りだけは手伝ってきた子供がいなくなりそうです。

もの心ついた時から、10年以上も手伝っていると、細かいことは分からなくても、何となく、米作りとはこういう風にするのだなあと、刻み込まれると思います。

たとえ、そのことが嫌いであっても・・・・・・。

その体験が重要と思います。

その広い裾野があって、専業農家も生まれるのではないかと思っています。

   

昔は農耕牛や馬が、各農家にそれぞれ1頭以上いました。

それがなくなった今、牛、豚、ニワトリを専業にしている農家の数は多分減っていると思います。

裾野がなくなってきたからです。

  

私のように、新規就農しようにも、できない方々がたくさんいます。

今日の番組での大規模化農業への農業政策の移行は、そうした方々をますます遠ざけそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧