新規就農

2011年1月14日 (金)

ミュウさんへの返事:新規就農の前に

ミュウさんからのコメントが来て、いろいろ考えていたのですが、どうしても一般論になってしまいますが、ご容赦下さい。

  

まず、ミュウさんのコメントは次の通りです。

 こんにちは~(*^_^*)
 農業の事よく分からないので教えてほしいです。。。w
 私の兄なんですが会社が今年の4月で倒産らしくそのあと
 実家で就農しようかな?と言ってますぅ。。。
 ま~確かに実家には遊んでる畑が3反歩ほどあるらしいので
 すがその程度で生活していけるのでしょうかぁ~??
 もし就農するとしてそこにどのような作物を作ったら
 利益がちゃんとでるのでしょうかぁ~???
 兄夫婦の事を考えると結構(;;)深刻です。。。
 ちなみに農機具はそろってるみたいです。
 文面がまとまりませんが教えて頂けないでしょうか<(_ _)>

    

こんな作物を作りたいとか、こんな農業をしたいという目標が明確だとそれに向かって進めばいいのですが、

そうでない場合には、一番良さそうなのは、いろいろな方に話しを聞くことだと思います。

その地区か周辺の地区で、専業農家に直接、話を聞かれるのが一番かもしれません。

専業農家はその地区で、農業で生計を立てられていますので。

どんな作物が良いか?どこで売ったら良いか?などのメリットだけでなくデメリットも含めて、十分にわかっておられると思います。

  

では、どうやって、そのような専業農家を探すか?ということですが、

まずは、親戚・知り合いで、そのような人はいないでしょうか?

  

次に、農協の営農の部署で聞くことをお奨めします。

農協を通して出荷する農家が多いので、営農に行けば、多分、そのような農家を教えてもらえると思います。

  

そして、もう一つは、市町村や県の窓口があります。

福岡県の場合、各地域の農業改良普及センターで、専業農家を紹介してもらうこともできます。

農協の場合は、農協と濃い取引をしている農家が主体ですが、市町村や県ですと、農協に疎遠な農家も教えてくれると思います。

福岡県の場合ですと、農業改良普及センターに就農相談の窓口があります。

指導農業士なども紹介してもらえると思います。1,2年で交代すると思いますので、過去10年くらいの数名の方を紹介してもらった方がいいと思います。

  

そうやっていろいろな方に話を聞いて、自分にあった農業とはどんなものかとか、利益が出るにはどうしたら良いか? どんな作物がいいかなどを固めていった方がいいと思います。

本当に一般論でもうしわけありませんが、まずは、色々な方に話しを聞いて、地域の現状を把握されるのが一番かもしれません。

  

最後に、3反の面積で生活していけるでしょうか?というご質問への返事ですが、  

3反の面積では、野菜の露地栽培では、特殊な高価な作物以外は、難しいと思います。

施設栽培ですと、可能かもしれません。

私は本格的な施設栽培をしていませんので、そのあたりはよく分かりません。

「イチゴ」ですと、多分、収益性も高いと思います。

その他にも、地域によっては収益性の高い作物があると思います。

  

私の場合は、全部で4反半くらいを耕作していますが、

十分な生活費を得るには、これくらいでは足りないと思います。

この2倍くらいの耕作面積があると、余裕がでると思います。

  

最後になりますが、栽培だけでなく、売ることも重要です。

いくら良い作物を作れても、売れなければどうしようもありません。

販売ルートが必要となりますので、そのあたりも考慮して就農する事が必要と思います。

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2010年2月26日 (金)

農家に年寄りが多いということを、先週、実感しました。

雨 時々 曇り (でも、かなり暖かいです。)

  

私は、地区の生産組合長をしています。

新しく入ってきた私に、前任の生産組合長と農協の営農担当の方が来られ、頼まれました。

それから、かれこれ3,4年、連続して、その役をしています。

成り手がいないのです。

実際の農家は5名ですが、皆さん高齢です。

  

今度、JAふくおか嘉穂農協の理事の改選期ですが、

地区代表の理事を選ぶために、役員推薦選考委員会という会議体があります。

私が入っているU地区からも一人の委員を出します。

  

その一人の委員になってくれと頼まれました。

私のU地区は、3つに分かれていて、私はその内の一つの生産組合長をしています。

先週の土曜日と日曜日に、他の二つの生産組合長がそれぞれ我が家に来られ頼まれました。

  

当初は、出るだけで良いと思い、簡単に引き受けたのですが、

よくよく話を聞いてみると、かなり気の重い役だとわかりました。

  

私が入っているU地区を含む大きな地区はD地区なのですが、

このD地区から理事を一人選出しています。

D地区の中を三つに分け、理事はその三つの地区の持ち回りになっているそうです。

大変なのは、今回、私のU地区とK地区から、理事を出す事になっていることです。

委員を引き受けて初めて知りました。

こんな私で良いのですか?と尋ねると、

そういう事情だから、今回はどうなるか分からないけれども、行ってから、主張してくれと頼まれました。

本当かどうか、農協支所の支所長に尋ねると、その通りだそうです。

  

古い慣習を引きずっているのかもしれませんが、

頼まれたらしないといけません。

私みたいな新しく入ってきた者はそうしていく方がいいと思っています。

  

私のU地区も、全体として、年寄りが多くなっているのを、この件で実感しました。

   

頼まれて引き受ける理由はもう一つあります。

私はU地区の中の一つの生産組合長をしていますが、自治会は隣りの地区です。

通常は同じ自治会なのですが、

私は比較的新しい戸建の団地の中に住んでいて、この新しい住民が自治区を作っていて、ここには農家が1軒もいません。

それで、隣りのU地区の生産組合に加入させてもらっています。

近くの農家とは隣組ではないため、実際、近くの農家を知らなかったのです。

(野菜を作られている方がおられればいいのですが、米農家ばかりですので。)

それで、お近づきになるためにも、生産組長や総代を引き受けたり、そして今回の委員の役を引き受けたりしています。

  

話が、少し込み入っていたので、お分かりになられたでしょうか?

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2010年1月18日 (月)

およそ10年前に宅配をしていた時には、年間約60種類の野菜を作って届けていました。今は、年間20種類ちょっとです。

晴れ

  

先週の寒波とは一転して、昼間はかなり暖かくなりました。

でも、夜も晴れているので、朝は気温が下がって、今日も大霜でした。

ビニールハウス内の気温は-4℃でした。

そのせいで、ハウスの中も、そして、もちろん露地も、野菜が凍って、午前中は全く収穫できませんでした。

(午後からは、収穫できましたが。)

晴れるのも、良し悪しです。

曇りとか雨のほうがよっぽどいいと、つい思ってしまいます。

(冬の間は、直売所で、朝取りなんて、まずできません。少なくとも、当地では。)

  

およそ10年前、宅配をしていた頃の資料を見つけました。

年間60種類以上を作って、届けていました。

  

2010118_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

1999年の宅配野菜一覧表です。

よくこんなに作っていたと思います。

  

20101182000  

  

  

  

  

  

  

  

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

こちらは、10年前の2000年の時のものです。

40代前半の若かった時だから、できたのかもしれません。

  

毎週5~7品を届けていましたので、畑には、いつも10種類くらいの野菜が育っていました。

いつも、種を蒔いていたという記憶があります。

  

でも、今は年間20種類ちょっとです。

野菜の種類をかなり絞り込んでいます。

こんなに違うのは、販売先が違うことが大きな理由です。

  

今は、直売所とスーパーの産直コーナーが主です。

比較的大量に出せるので(私にとってですが)、品目を絞っています。

2,3ヶ月ずっと同じものを出しています。

例えば、冬ですとキャベツ、夏だったらピーマン(6月~11月)という具合です。

こちらの方が効率的に作れます。

でも、それでは面白くないので、たまには変わった野菜も作ろうと思っています。

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2010年1月14日 (木)

NHKテレビで放送された金子美登(よしのり)さんの有機農業を見て思うこと。

  

昨日も今日も雪が積もりました。

当地は20cmくらい積もりました。

当然ですが、野菜の収穫もできませんでした。

1日くらいは雪が積もるのですが、普通は、すぐに融けます。

2日続きは久しぶりです。

  

20100114  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

軽トラックも雪で覆われました。

  

表題のNHKテレビで放送された金子農場の有機農業のことですが、

ビデオに撮って、3回くらい見直しました。

今の私にとっても、本物の有機農業はあこがれです。

でも、現実には、なかなか実践できません。

理由は、率直にいって、農地が広くない、収入が多くない、それに年齢に伴う体力がついていかないなどです。

  

農地についてですが、サッカー場2面くらいの広さだと放送されていました。

どのくらいかなあと調べたら、サッカー場1面は横68m、縦105mだそうです。

面積は7140㎡で、2面だと約1.4haくらいです。

この中に、母屋や納屋や牛舎やにわとり小屋もあると思うので、

実際の耕作地は1haくらいだろうと思います。

1ヶ所に、しかも平面でこの規模はすごいの一言です。

北海道なんかだと、普通かもしれませんが、

埼玉県でしかも、近所に人家が多数あるところでは、普通には、その面積は非常に広いと思います。

私の地区でも、そのくらいの広さは果樹園ならありますが、丘陵地なので、平面ではありません。

田んぼも普通は飛び地です。

多分、代々の大農家だろうと推察されます。

  

畑には、マルチフィルムを使っておられませんでした。

夏、草はものすごい勢いで伸びます。

よく言われることですが、夏は草との戦いです。

野菜なのか草なのかわからない状況になってしまいます。

草取りをしていても、到底、追いつきません。

私のほ場はこの面積よりもはるかに小さいのですが、

それでも私なんかでは、まず無理です。

この草取りをされていただろうと思いますが、多分、大変だっただろうと思います。

研修生が10名おられるとのことでしたが、

今は、この方たちが労働力となっておられると思います。

  

この研修生の方々もいずれは各地に散らばって、有機農業を志すと思いますが、

おそらく、広いほ場の確保と草取りで悩まれることと思います。

   

収入の面ですが、

以前、かなり苦しい状況に追い込まれたとのことでした。

おいしかったと思いますが、売れない時期が続いたのかもしれません。

現在は、直売所なんかは普通にあって、むしろ過剰ともいわれています。

農協の部会を通さなくても、普通に売れる状況にあります。

以前は違ったと思います。

新規就農をした方でも、作物さえできれば、それなりに買ってもらえるところがあるのが、現在の状況です。

  

宅配を30軒程度行って、それ以外でも直接、販売されているとのことでした。

私も、当地に移る前は、週に1回の宅配を3,4年していて、40軒を超えました。

5品で700円でしたが、それでも月に10万円ちょっとでした。

金子さんのところは、1回に1000円とか2000円くらいだろうと思いますが、

それでも、そんなに多くの収入は望めません。

お米や卵なんかもあってやっていけるのだろうと思います。

有名になれば、直接買いに来られる方々もあるでしょうから、楽になられたのかもしれません。

NHKの放送で、苦しかったのはなぜか?、そしてそれを打開したのはどうしてか?ということをもっと伝えて欲しかったと思います。

有機農業を志す人たちに参考になることも伝えて欲しかったと思います。

  

ひるがえって、私のことなんですが、今では、あまりに極端な方向に走らないで、有機農業をめざしていこうと思っています。

必要ならマルチフィルムも使いますし、作物が収穫できない状況に陥りそうだったら殺虫剤や殺菌剤も使います。

ただ、土に残る殺虫剤や除草剤だけは使わないでおこうと思います。

有機農業の技術も、本や雑誌それにネットなんかでも入手できます。

いいと思ったら、やってみようと思っています。 

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2010年1月 3日 (日)

11月の初めに蒔いた春菊が、かろうじて年末に間に合いました。

晴れ (でも寒い。)

  

新年になってから今日まで、野菜の収穫はしていません。

親戚まわりなんかで忙しかったのですが、

収穫と出荷がないと、なんだかゆったりした気分になります。

第一、朝6時頃に起きなくてもいいです。

12月の休みは、多分、1日か2日だけだったような気がします。

私のような直売所やスーパーの産直コーナーに出している者は、基本的に休みはありません。

休みを取ろうと思えば取れるのですが、

毎日出してなんぼですし、収穫する野菜もたくさんあるので、休みを取ろうという気になれません。

でも、疲れが溜まってきますので、本当は休まなければいけないとは思います。

もう、こんな生活を10年以上しています。

続けられるのも不思議ですが、好きなことだからかもしれません。

  

おせっかいかもしれませんが、

新規就農の方で、私のように直売所などに出そうと思うなら、休みはないと思った方がいいと思います。

米などの穀類には、忙しい時とそうでない時がありますが、

色々な野菜を作ると、ひまな時はほとんどありません。

  

11月の初めから、ビニールハウスに、春菊の種を蒔いていたのですが、

年末ぎりぎりに少しだけ収穫できました。

毎年のことですが、

年末から大晦日にかけて、春菊、みずななどの葉物は異常に高くなります。

葉物は雑煮や鍋物の必需品なので、皆、買うからだと思います。

 (当地は、雑煮で、かつお菜を使う人が多いのですが、少し苦味があるので、

  私はあまり好きではありません。

  それよりも、水菜の方が好きです。)

  

201001031   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

品種は、中葉のたつなみ春菊です。

  

201001032   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

全体はこんな様子です。

全部の春菊が大きくなっているわけではありません。

もぐらが地面の下を荒らしまわって、うねは波打っています。

 

去年は、ちょっと遅くなったので、来年は10月の下旬に種を蒔こうと思います。

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2009年11月28日 (土)

直売所での野菜の売れ残りがないようにするには、どうしたらいいか?-(ふ)さんのご質問について

晴れ

 

(ふ)さんへの返事が大変遅れてすみません。

この質問への答えはそんなに簡単ではありません。

私自身もいつも悩んでいます。

    

以下は、(ふ)さんのご質問です。 

 

直売所にだした売れ残りはどうされていますか?自家消費でも消化できないものは廃棄ですか?
どうしても、露地栽培では供給のピークが他の出品者と重なり、売れ残りがでます。そもそも出品するものは、選別していいものをだしており、残ったものを自家消費していますので、売れ残ってしまうと大変です。

漬物にできるものや、乾物にできるものは、加工品として再度出品したりもしますが、それでも予想外に残ると、泣く泣く廃棄しています。

人にあげる野菜は、いいものをあげないといけないので、結局残るものは残ってしまうのです。農業も事業ですので、一定の廃棄がでるのはやむを得ないと割り切っていますが、「もったいない」という思いはあります。

以前、野菜の加工屋さん(お惣菜屋さんとカット野菜屋さん)に話をしますと、今はほとんど機械化が進んでいて、機械用の野菜規格をいわれました。規格があるかぎり、規格外品は常に発生するので結局同じでした。

   
  

直売所での売れ残りをどうするか?という質問に対する答えは、非常に難しいです。

私が作っている野菜のほとんどは、直売所とスーパーの産直コーナーに並べています。

幸いにして、以前よりも、売れ残りは少なくなりました。

以前は、時期によっては、かなりありました。

  

露地野菜の宿命なのですが、

できるときは、皆できます。

ずらせればいいのですが、技術的に、そんなに簡単ではありません。

  

試行錯誤を繰り返して、現在に至っているのですが、

どうしたらいいか、少しだけ書かせていただきます。

  

まず、販売ルートですが、現在は多様化しています。

売れ残りがない順に、

①市場に出荷、②農協の部会に参加、③宅配、④インターネットで販売、⑤加工会社に販売、⑥直売所、スーパー内の産直コーナー、⑦自ら、店舗などで販売などがあります。

私は、⑥直売所、スーパー内の産直コーナーに出荷しています。

以前は、③、⑤、⑦も経験しました。

   

(ふ)さんの場合、どうしたら直売所に出して売れ残りを少なくするかですが、

8割売れれば、よしとすると考え方もあります。

これは、以前、聞いた話です。

でも、実際に、ほうれん草10袋出して、2袋が残ると、つらいです。

大根だったら、翌日でもいいのですが、ほうれん草だったら、翌日出荷が無理のときもあります。

  

で、どうしたらいいのか?ですが、

①まずは、お客さんが多く来店する直売所やスーパーなどに出すのが一番だと思います。

 自分の野菜を、多くの人に見てもらえる所に出荷するという意味です。

 もし、そんな所が30分以内にあれば、いいのですが。

 

 そして、多くの直売所に出荷することも考えてみてはいかがでしょうか?

 どうしても少量ずつになってしまいますが、お客さんの目に留まる確率が高くなります。

 ぐるっと廻って、2時間くらいが限界かもしれません。

  

 幸いにして、飯塚の周辺は、たくさんの出すところがあります。

 どの直売所に出すこともできるのですが、

 かつては、7,8箇所は出したと思います。

 現在は、4箇所程度です。

 やっと落ち着いてきたのかもしれません。

  

②自分を主張するPOPを作る。

 個人のPOPを出せないところもあるのですが、

 もし、POPを出してもいいなら、出した方がいいです。

 POPを作るのも難しくて、私も、恥ずかしいのもあって、よいものはできません。

 POP作りで、教えてもらったのは、

 ①手書き、②多くても3,4行、③見やすい配色だそうです。

③見た目が大切です。きれいなものを作ることを心がけてはいかがでしょうか?

 見た目よりも、味が大切とよく言われるのですが、

 現実は、必ずしもそうではありません。

 (名前で買ってもらえるようになると、いいのですが。)

 売れ残ったものを見ると、形や色が少し変なのが残っています。

 購入者はよく見ておられます。

   

 いいものはいいものだけを袋に入れ、少し変形したものは変形したものだけを少し多めに袋詰めするのはどうでしょうか?

 それから、汚れはかならず取り除いておくことも必要と思います。

  

④長期間にわたって作れるようになるのはいかがでしょうか?

 いわゆる篤農家と呼ばれる方は長期間にわたって、よいものを収穫できます。

 (口で言う程、簡単ではないのですが。技術を高めないといけないのですが。)

 そうなると、数ヶ月間の長期間にわたって、お客さんの目に留まります。

 

 難しい場合は、例えば、夏に、キュウリを4月、6月、8月に定植する方法もあります。

 台風で全滅する場合もありますが、ずっとキュウリを出せます。

  

 それから、イモ類などは大量に収穫することも可能です。

 それを少しずつ出す方法もあります。

  

⑤皆と少しでも違う野菜を作るのはいかがでしょうか?

 自分がおいしくて、好きな野菜を作るのが一番ですが、

 消費者の好みに合わせることも必要です。

  

 四季に応じたメインの野菜で、ちょっとだけ毛色の違うものも作っています。 

 例えば、きゅうりだったら、四葉キュウリを作り、市場と少しだけ毛色が違うものを作っています。ずっと四葉キュウリを作ってきました。

 ズッキーニは作りすぎて残りましたが、多分、これから売れるのかもしれない(?)と思っています。

 丸オクラは柔らかくておいしいです。まだ、浸透していませんが。

 

野菜の見栄えのことを書きましたが、

安全で新鮮、そして何よりもおいしい野菜を作ることが一番と思っています。

それを目ざしてはいるのですが、全てを満足するような野菜を作ることは難しいです。

  

都会では、かなり安全性重視で購入するお客様もいらっしゃると思いますが、

実際に購入される方は10%~20%程度だろうと思います。

(間違っていたら、ごめんなさい。)

ほどほどの値段で、より良いものを選ぶのが普通だと思います。

今年の秋冬の野菜の価格はかなり安いです。

秋が暖かかったので、早くできたようです。

そんな中で、価格を高めに設定するのはかなり勇気がいります。

  

かなりダラダラと書きましたが、何事も経験かもしれません。

ずっとやっていたら、誰かが見てくれて、応援してくれるかもしれません。

大変ですが、がんばって下さい。

(結局、こんな事くらいしか書けません。)

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2008年1月18日 (金)

私はなぜか生産組合長になっています。鎌倉街道様への返信を兼ねて。

晴れ のち 雨

   

私の以前の「生産組合長」という文を見ていただきありがとうどざいました。

   

私の場合は少し特殊かもしれません。

生産組合内のそれぞれの農家は通常、同じ行政区の中です。

でも、私の場合は、住んでいるところが一戸建ての団地の中なので(すぐ隣りですが)、行政区が違っています。

しかも、畑は1kmくらい離れていて、これまた、別の行政区にあります。

つまり、住んでいるところも、農地があるところも違うので、住まいの近くの農家との接点がほとんどありませんでした。

(田んぼの近くに住めば良かったのですが、適当なところがなかったので、こんなことになってしまいました。)

   

でも、生産組合長の役をしていると、それぞれの農家をまわるので、結構、親しくなります。

6軒しかいないのですが、年寄りが多いです。

(農協の組合員としては、10軒以上あるそうですが、他の方に作ってもらっていたり、他の地区に移られたりして、この軒数だそうです。)

それで、比較的若い私の方に頼んで来られたのかもしれません。

   

12月中旬頃に、農業委員の選挙のための農家登録の書類(?)が市から来て、

各農家に書いてもらわなければいけなかったのですが、野菜で忙しく、さぼってしまいました。

正月明けに、ふと気づき、1月8日の晩に配布して、9日に回収し、10日に、支所に持っていきました。

次の日までに書いて下さいとお願いしてまわったのですが、

どの家も、すぐに書いてくれました。

姓が同じ家を間違えてしまったのですが、それでも、次の日に、お互いに取り替えてくれて、しかも私の家まで持ってきてくれました。

本当にありがたいことで、いろいろ協力していただき、私としては、大変、助かっています。

   

生産組合長になるということは、農協、市、農業共済組合の末端の役を引き受けるということも初めて知りました。

農協の総代やふれあい市の出荷協議会の委員にもなっていますので、農協のこともわかるようになってきました。

私のように新規就農して移って来た者にとっては、いろいろな経験をさせてもらっていて、組合長を引き受けてよかったと思っています。

でも、ずっとするのは大変なので、そろそろ別の方に代わってもらえないだろうかと内心は思っています。

 

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2007年11月15日 (木)

普通の農家ではダメでしょうか?

晴れ

  

先日の日経新聞の夕刊のコラムで、新幹線の掃除をしている人のことが書かれていました。

東京駅に入ってきた新幹線の車両を手際よく掃除をしている方のことで、

どんな仕事も重要で、普通の労働も大切だと書かれていました。

ほとんどのサラリーマンも、そして、役所の役人もそうですが、

ずば抜けて優秀な人はそんなにいません。

多くの人は、皆、普通の労働者です。

   

ひるがえって、農家はどうでしょうか?

普通の兼業農家が大多数です。

小面積で兼業の農家は、いわゆる普通の農家です。

この普通の農家がなぜ、いけないのでしょうか?

  

先の参院選では、

4ヘクタール以上を耕作している大規模農家や共同の集落営農組織を立ち上げた場合にだけ、補助金を出し、優遇するという、

農業政策に批判が集まりました。

  

アメリカ、オーストラリア、ブラジルなどの農地は、こんな規模ではなく、

私の想像に及ばないような規模で耕作されているようです。

日本の農地は狭いので、海外の大規模農場に太刀打ちできるはずはないのですが。

  

新聞やテレビでは、まるで、普通に米や野菜を作っている農家が遅れているようなことを言っているときがあります。

どうも私には納得できないときがあります。

  

逆に、小面積の農地の売買が許されることができないものでしょうか?

農地の流動化を増やす施策ができないものでしょうか?

多くの人が、少しずつ農作物を提供できれば、自給率が上がるかもしれません。

   

限界集落が増えてきていると言われています。

集落には、家だけでなく、農地も付随しています。

小面積の農地の売買がもっと自由にできれば、そこに新たに住む人も生まれるかもしれません。

そのようなことができれば、その地の近くに住んであれば、耕作放棄地も減るのではないかと思います。

   

政府は株式会社が農地の耕作をできるよう推進しようとしています。

大規模・効率化を図って行こうとするものです。

でも、逆もあっても良いのではないかとおもいます。

この政府の政策では、耕作放棄地や限界集落の問題は解決しないと思います。

実際の耕作放棄地は、水のかかりが悪かったり、機械が入りにくかったり、イノシシなどの動物が荒らしたりするようなところなのですから。

  

新規に農家になろうとする人にとって、今の農地政策は非常に難しいものです。

原則的には、5反以上の耕作をしないといけません。

それ以下の小面積を耕作する兼業農家を増やすような政策は難しいのでしょうか?

   

農家は農地を売る(手放す)ことはなかなかしません。

ご先祖さまに申し訳ないといいます。

役場などの公的機関が仲介・斡旋するようにするとできるのかもしれません。

NHKのテレビでも、そのような市町村があると放送されていました。

野菜や米を作りたいという人はたくさんいます。

多くの人が農業に参加できたらいいなあと、いつも思っています。

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2007年8月19日 (日)

猫ひろし様へ、まずは現状把握から始めたらどうでしょうか

晴れ (今日も、雨は降らなかった。)

  

猫ひろし様へ

  

もう大分へ戻られたでしょうね。

少しタイミングがずれたかもしれませんが、遅まきながら、こんなアドバイスはどうでしょうか?

  

せっかくの機会ですから、地元でどんな農産物が生産されているか、地元をまわってみられたらどうでしょうか?

そうすると、何か良いアイデアが生まれるかもしれません。

今、住んでおられる大分との比較をしても良いかもしれません。

  

親戚や知り合いに紹介してもらって、篤農家と呼ばれている方(その道の専門家で、経済的にも成り立っている方)の話を聞くのも良いかもしれません。

役場、農協、農業改良普及センターを訪問して、紹介してもらうのも良いかもしれません。

  

役場なら、経済課とか産業課などの農業を育てようとしている部署が良いと思います。

きっと、篤農家を紹介してくれる方がおられると思います。

農業委員会を思い浮かべるでしょうが、その委員会は主として農地の権利関係を取り扱う部署ですので、この場合は少し違います。

   

農協なら、営農関係の部署が良いと思います。

農業改良普及センターなら、野菜・果樹の担当の部署の方が良いと思います。

これらの部署は、実際の農家と直接的な関係がありますので、詳しく教えてもらえると思います。

   

それから、奄美大島全島をぐるっと廻られるのも良いかもしれません。

今の時期には、どんな作物がどのようにして作られているのかを知る良い機会かもしれません。

   

篤農家から、島の農業の現状を聞いたりしていると、きっと、こんなことをしたらどうか、などの話も出てくるかもしれません。

何人かの方々から話を聞くと、もっと確かなものになるかもしれません。

  

以前、沖縄や五島に行ったとき、スーパーを廻って、野菜を見ていたら、かなりの野菜が私の地元よりも高かったという記憶があります。

五島では、長崎から船で運んでくるということを聞きました。

ひょっとすると、色々な野菜を作れば、地元で消費されるかもしれません。

スーパーだけでなく、色々な店を廻るのも良いかもしれません。

大分と比較するのも良いような気がします。

   

まずは、ご自分の目で、島の現状を把握されたらどうかと思います。  

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2007年5月10日 (木)

新玉ねぎの出荷調整

雨(前日夜から朝方) のち 曇り のち 晴れ

   

昨日とは打って変わって、今日はかなり涼しい(と感じた)一日でした。

ナスやピーマンの定植が進みました。

   

ところで、このところ、連日、新玉ねぎを300個くらい採って、袋詰めして、直売所に出荷しています。

実は、出荷するまでにかなりの時間を要しています。

畑で、約300個の玉ねぎを抜き取り、葉と根を切り落とすのに、1~1.5時間くらいかかります。

風乾した後、家に持って帰り、褐色になった皮や土を取り除くのに、二人で、1.5~2時間くらいを要しています。

そして、袋詰めとシール張りをするのに、二人で、約1時間くらいかかっています。

トータルで、3~4時間かかっています。

毎日、この作業を繰り返していますが、玉ねぎは畑にまだたくさん残っています。

多分、5月いっぱいはこの作業を続けると思います。

もう、かなりいやになってきているのが本音です。

   

実は、野菜を作って、市場、直売所、農協などに出荷するには、

野菜を栽培して収穫するまでが作業ではなく、

その他に最も大事な出荷調整の作業があります。

   

玉ねぎの場合ですと、土や褐色になった皮を取り除き、所定の量を袋詰めする作業です。

新玉ねぎの特徴を出すために、皮をむいて、真っ白にして出される方もおられます。

    

出荷調整の作業というのは、生産物を商品に変える作業でもあると思っています。

たとえ野菜をたくさん収穫できたとしても、売れないとあまり意味がありません。

このあたりが、単なる野菜つくりとも異なるし、新規就農をして初めてわかることかもしれません。

   

P10008201   

調整前(収穫しただけのもの)

    

     

     

    

   

        

P10008191   

調整後

土と褐色になった皮を取り除いています。

すこし、きれいになりました。

   

    

    

     

P10008211   

約300個で、

作業台がいっぱいになります。

    

    

    

    

     

P10008221   

ストロボをたいた写真

   

上の3つの写真は、電球色の蛍光灯の光で、少し黄色に見えます。

本当は、この写真のように、かなり白いです。

   

     

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