ネオニコチノイド系の殺虫剤について
雪 のち 曇り
ネオニコチノイド系の殺虫剤というものをご存知ですか?
11月だったと思います。
西日本新聞の記事を見て、初めて知りました。
ミツバチが少なくなったのはこの殺虫剤が原因ではないか?と書かれていました。
商品名が書かれていなかったので、
私がアブラムシ用に使っていた殺虫剤とは知りませんでした。
11月の下旬だったと思います。
ハウスで栽培しているリーフレタスにアブラムシが発生してきました。
アブラムシは暖かくて乾燥した場合によく発生します。
梅雨入り前の5月とか梅雨開けにも、発生するときがあります。
冬の野菜では、大根や水菜なんかにもアブラムシが出るのですが、
リーフレタスの場合、洗い落とせません。
それで、発生した場合には、どうしても殺虫剤を使わざるを得ません。
「どんな殺虫剤を使ったらいいのか」と、普及センターの野菜係の方に聞きました。
と同時に、「ネオニコチノイド系の殺虫剤とはどんなものですか?」とも聞きました。
その時、初めて、私が良く使っているアブラムシ用の殺虫剤がネオニコチノイドと知って驚きました。
モスピラン
アドマイヤー
バリヤード
スタークル
ベストガード
ダントツ
これらの殺虫剤を使われた方もあるだろうと思います。
普通に使われる殺虫剤です。
西日本新聞では、商品名が出ていなかったのでわかりませんでした。
ミツバチに対する毒性の程度は、さまざまだそうです。
昔、魚がたくさん死んでから、コイに対する魚毒性の試験が追加されたことを思い出しました。
そのうち、ミツバチに対する毒性の項目も出てくるかもしれません。
私の場合ですが、ズッキーニやピーマンのアブラムシ用として、バリヤード下流水和剤を使っていました。
今年は、アドマイヤー1粒剤を定植時に混和して使いました。
実際に、これらのネオニコチノイド系の殺虫剤を使ったのですが、
ミツバチなどのハチが来なくなることはなかったと思います。
今年も、ミツバチがたくさん来過ぎて、受粉できなかった記憶があります。
そういう訳で、気付かなかったのかもしれません。
直接、かかると、ミツバチに影響が出るのかもしれません。
よく分からないのですが、
ハウスのリーフレタスには、ネオニコチノイド系殺虫剤ではない「コルト顆粒水和剤」を使いました。
リーフレタスは健やかに育っています。
来年はまじめに書きますので、時々、見て下さい。
(老化防止にも、役立つと思っています。)
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コメント
たまたま通りかかったので足跡までに。
ネオニコチノイドはニコチンですね。ニコチンでは人間にもがいがあるので手を加えて虫に特化して効果があって人に害が無いように改良されたのでネオのニコチンでネオニコチノイドです。おそらくヘリなんかで空中散布などの結果ではないでしょうか?基本殺虫剤なので直接散布すればどんな昆虫でも死んでしまうのではないかと思います。ニコチンで興奮状態にさせてその興奮状態をずっとずっと続けさせて死に至らしめる神経系の農薬ですね。
投稿: たまやファーム | 2013年6月 6日 (木) 15時33分