肥料散布機の購入を検討しています。
晴れ
肥料は、鶏ふん、し尿発酵物それにカキガラ(ドイシェル)を使っています。
その他に、かつお節のダシガラ、牛ふん堆肥(肥料成分も入っているので)も使っています。
それらの肥料を撒くのは、結構大変です。
私は53歳なのですが、数年前まではなんともなかったのですが、
最近は、次第に、きついと感じてきました。
実際に撒く量ですが、今日のピーマンやきゅうり用に撒いた量を例にすると、
面積550㎡(10.8m×51m)に対して、
鶏ふん12袋(15kg入り、計180kg)、し尿発酵物12袋(15kg入り、計180kg)、ドイシェル6袋(カキガラ、15kg入り、計90kg)、魚粕2袋(20kg入り、計40kg)でした。
全部で32袋でした。
これだけのものを撒こうとすると、相当大変です。
バケツに小分けして、手で撒いていました。
これは1例ですが、4反ちょっと作っているので、その量はもっと大きくなります。
(他の野菜への散布量は、もう少し減らすのですが。)
そんなこんなで、ネットで肥料散布機を探していて、デモ機を使ってみています。
農協の農機センターに問い合わせると、デリカ社の営業マンがデモ機を持って来てくれました。
デリカ社製の自走肥料散布機です。
エンジンが小さいのが欠点ですが、小さいので小回りがきき、運転が楽です。
価格は35万円ちょっとです。
粉末、粒、ペレット状の肥料を撒けました。
ダシガラは水分があるので、ちょっと難しかったです。
ちなみに、今日の32袋の散布時間は2時間くらいでした。
妻が一人で作業をしました。(おつかれ様でした。)
妻でもできるし、要領をつかめば、もっと早くなるかもしれません。
手撒きに比べて、はるかに楽チンでした。
こちらは、もう少し大きな型です。
さらに大きな型です。
この2つのタイプは、散布物をベルトで送り出すので、少し水分のあるものでも大丈夫でした。
ダシガラも十分に散布できました。
もちろん堆肥も散布可能と思います。
(堆肥のほうは、相変わらず、軽トラックからスコップで撒いています。)
値段もよくて、90万円を超えます。
小型機の3倍くらいします。
以前、トラクターの後ろに取り付ける散布機を検討したのですが、
ロータリーの取り外しの時間を考えると、
この自走式の方がいいと思いました。
値段を考えると、小型の散布機でいいように思います。
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コメント
はじめまして、こうよと言います。
私は養鶏場を将来やりたいのですが
それに取り組む前に
地元で農業塾というものに通っています。
そこで初めて肥料を手で撒きました。
結構疲れました^^;
こういう機械があるんですね
すごく勉強になりました。ありがとうございます^^
投稿: こうよ | 2010年9月29日 (水) 14時54分
生産者番号3737さん、naruhodonaさんへ
コメントありがとうございます。
雨がかなり降った場合、2,3日は、畑に入れません。そして、次の雨が降る前に、耕したり、堆肥を撒いたり、肥料を散布したりして、畝を立てています。
畝さえ立てれれば、雨が降ってもかまわないのですが、
その間の晴天の期間が短い場合に、いつも苦労しています。
それで、私がトラクターで耕運している間に、妻に肥料を散布してもらうと、時間短縮ができます。
そんな考えで、自走式の肥料散布機の購入を検討しています。
いずれにしても、私のトラクターに簡単に付けられる散布機があるかどうか、農協に聞いてみたいと思います。
水平器や点火装置も不良になって交換してもらったので、多分、すぐ分かると思います。
投稿: マコト | 2010年4月 9日 (金) 21時53分
吉田と申します。
ブックマークに登録されているのに、つい最近気がつき、色々参考にさせて頂いています。
57歳です。バケツからサンパーって自分で振るのにしていました。今年、土に足を取られて歩くのが、限界だと思い背負い式の動力散布機を購入しました。
自走式の機種をネットで何度も見ながら、結局、手が出ず、安価な物を選びました。
手で撒いても、この機械を使っても、一時間に16袋しか撒けませんが、歩く距離が全く違いますので、やっぱり楽です。重いけど、背負いしなだけで、直ぐ軽くなります。
撒いている時間と、降ろして肥料を入れて、また担ぐ時間と、同じと割に合わない気もします。確か、7~8万円だったと記憶しています。
こういうのは、ほんと自分だけ使うのは勿体無いと思います。
堆肥は、農協のレンタルで『マキタロウ』ってのを借りてきます。一日3,500円だったと思います。
投稿: naruhodona | 2010年4月 9日 (金) 19時34分
自分はトラクターの3点ヒッチに取り付けの散布機(ブロードキャスター)を使っています。
作業機の脱着はオートヒッチにすれば、乗ったままで1分もかかりませんよ。
お使いのトラクターが3点ヒッチなら出来ますよ。
コンポキャスターみたいな水分が高い物でも攪拌&散布できるものもありますからよく検討したほうがいいです。乗用で作業できると、楽ですからね。
小型の自走式は、ぬかるんだり、畝が残ったままとか、タイヤの跡とかで平坦じゃないところで使うとバタバタして情けないものです。
小型のならではの便利さはありますけど。
投稿: 生産者番号3737 | 2010年4月 9日 (金) 08時05分