うね溝に不線布シートを張りました。私の雑草対策です。
曇り のち 晴れ
うね溝に、黒の不線布シートを張りました。
私の雑草対策の一つです。
このシートは透水性があるので、
これからの梅雨時にも水が溜まらず、歩きやすいです。
きゅうりやズッキーニなどは毎日、収穫のため、うね溝を歩きます。
梅雨の雨の中でも、歩かざるを得ません。
このシートを張っていると、
草が生えるのを抑えるだけでなく、土が粘土状になるのも抑えられます。
張るのは大変なのですが、
その後の効果を考えると、今、この作業が必要です。
どうにかならないかと、農業資材の販売員に相談したところ、紹介されました。
数年前から、この方法を使っています。
ズッキーニのうねです。
シートを張ったので、草がなくなりました。
(前回のズッキーニの記事の中の写真と比べて見てください。)
こんなに草が生えているピーマンのうね溝もきれいになりました。
(写真はないのですが、きれいになったことを想像して下さい。)
シートの幅は30cmちょっとです。
うね溝に合うように切っています。
そのシートをうね溝に敷き、マルチを上からかぶせます。
そして、金物店で購入した建材用の鉄の棒(名称はわかりません。長さ20cmくらい)を金づちで、地面に打ち込みます。
そうすると、しっかり固定されます。
(台風が来ても大丈夫です。)
T字型のマルチ押さえを、縦にして止めています。
マルチの上から流れてきた水がスムーズに不線布シートに流れるようにしています。
この作業は一旦止めていたマルチ押さえを外して、再び止める作業ですので、かなり大変でした。
ところで、昭和天皇は雑草と呼んだ職員をたしなめられたそうです。
「雑草という草はない」とのこと。
隣りの田んぼのおじいさんから伺いました。
でも、現実には、草が生えると、いろんなことで大変なんです。
つい雑草と呼んでしまいます。
野菜に比べると、これらの草ははるかに強くたくましいです。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
http://kimamanak.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-0a21.html
「夏野菜のピーマン、ズッキーニ、きゅうり、オクラ用にマルチを張っています。」
このエントリーのコメント欄に答えがありました!
参考にさせていただきます!
投稿: 坂上 | 2009年6月 4日 (木) 00時36分
ありがとうございます。参考になります。
ついでに質問なのですが・・・
マコトさんの畝はマルチをT字の押さえで固定されてるようですが
それでもよくこれで風で剥がれないなあといつも感心しています。
「マルチはピーンと張るといい」とマコトさんはよく言っておられますが
この押さえは何メートル間隔で打っておられるんですか?
かなり力いっぱい引っ張って張るんでしょうか。
それと、畝整形は溝掘りロータだと思いますが
畝の肩は垂直に近い形なんでしょうか?
マコトさんの畝作りのこまかいところを拝見してみたいです。
きっと勉強になるだろうなあ・・・
投稿: 坂上 | 2009年6月 3日 (水) 00時28分
坂上さまへ
シートの値段は、幅1m、100m巻で、1万円ちょっとだそうです。
必要な幅に(35cmくらい)に、のこぎりで切って使っています。
農業資材はそれなりの値段なのですが、3年とか5年使うと考えると、十分に元が取れると思っています。
それから、シートの上に泥がたまることはないのでしょうか?ということですが、
大雨が降った時、うねがくずれると、泥がたまることがあります。
歩きにくくなるのですが、作物の終了時まで、そのままにしています。
土のときよりもいいので。
最後は、はずして乾かせば、土も取れます。
そして、翌年、再利用しています。
投稿: マコト | 2009年6月 2日 (火) 20時44分
これは是非真似したいなぁ・・・
不線布の防草シートって
けっこういい値段なんですよね。
いつも店頭で迷って、又今度にしてしまう。
私の畑は水田転作畑で粘土質なんですが
激しい雨のあと、シート上に泥がたまって
固まってしまうようなことはないですか?
投稿: 坂上 | 2009年6月 1日 (月) 13時12分