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2009年2月 3日 (火)

今年(2009年)の夏野菜:オクラ

雨 

昨日、おとつい(一昨日、方言?)と2日間晴れていたのですが、

それもつかの間、今日はまた雨です。

それにしても、今年の冬は雨や雪が多く、そして寒いです。

飯塚は、日本海側の気候に近くて、しかも盆地なので、

九州とはいっても、そんなに暖かくありません。

つらいです。

  

オクラですが、今年はどんなオクラを作ろうか、ずっと迷っていました。

それで更新が遅れたのですが。

  

いろいろ考えた末、今年は丸オクラを作ろうと思います。

いつもは五角オクラを作っていたのですが、久しぶりです。

  

五角オクラは通常のオクラですが、

その長所は、

①皆が見慣れていて、オクラといえばコレと思い浮かべます。

 何もしなくても、売れます。

②毎日、収穫できます。収量はかなりあります。

 節間は短く、最盛期は5cmで、次から次へとできます。

 生育状態が良ければ、花が咲くと、ほとんどオクラの実ができます。

短所としては、

①毎日、収穫しなければいけません。

 10cm以上になると、商品価値が落ちます。

 我が家では、そのようなものでも食べるのですが、

 2,3日経つと、硬くなってしまいます。

②もう1つ、収穫しないで(収穫し忘れて)、ほおっておくと、オクラの木は成長しません。

 実も硬くなり、種が熟してきます。

 オクラも植物ですから、子孫を残すため、種を優先的に作る方向にいくものと思います。

 ですから、10月まで長期間収穫するための絶対条件は、オクラの実を収穫し続けることです。

 休めません。

 たとえ休んでも、大きくなった実は切って捨てなければいけません。

③当地のJAはオクラの生産を奨励しています。

 私みたいな小面積を作るものは、なかなか対抗できません。

  

丸オクラの長所は、

①柔らかいことです。

 10cmを越えても柔らかく、十分に食べられます。

 ゴトウ タカコさんによると、生でも食べられるそうです。

 サラダなんかのも向いているかもしれません。

 日本人の食生活にも向いているのかもしれません。

②栽培上ですが、大きくなっても販売できるということは、

 逆に、毎日収穫しなくてもいいということにつながります。

 休みたいと思えば、休めるということです。

 そんなとき、ロスもありません。

  

短所ですが、

①見慣れたオクラではないので、お客さんの手が出にくいです。

 あまり売れないかもしれません。

 これが最大の欠点で、このために、これまであまり作っていませんでした。

②節間が長いので(10cm前後)、五角オクラに比べて、圧倒的に収量が少ないです。

  

五角オクラと丸オクラを比べたのですが、  

丸オクラの、①生でも食べられるということ、②毎日収穫をしなくてもいいという長所を考えて、

今年は、丸オクラだけをつくることにしました。  

種は4月の上旬にポットに蒔いて、苗を作って、5月の上旬に定植しようと思います。

  

それから、17万アクセスを超えました。ありがとうございます。

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コメント

オクラ…大好きなのに…
畑の片隅でもいいからさ、あと何本か植えてくれん…?

投稿: ハル | 2009年2月 8日 (日) 02時23分

初めまして。多分私は同年齢くらいだと思います。私は就農して5年目に入ります。花栽培ですが、今年から野菜もやってみたいと思っています。オクラは常に見ていないとすぐ大きくなって規格外になってしまうので大変だと思いますが、別品種も挑戦されるとのこと、素晴らしいです。また時々お邪魔させてください。

投稿: ノリッチ | 2009年2月 3日 (火) 17時42分

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