今年の夏野菜(2009年):ピーマン
晴れ
朝は寒く、氷も張っていましたが、昼間は晴れて、良かったです。
ピーマンは露地で作っていますので、定植は4月末頃~5月の連休にしています。
最近は暖冬ですので(今年は例外かもしれませんが)、
4月の末に植えてもいいような気がします。
地温が高まらないと、大きくならないので、それ以前に植えても、早く収穫できるようにはなりません。
収穫は6月下旬から10月末までできます。
トマトやナスなどのナス科の野菜に比べて、収穫期間はかなり長いです。
それで、私のところでも、比較的たくさんの株を植えています。
有機肥料を使っているためか or 窒素肥料が少ないためか(硝酸態窒素が少ないためか) さだかではないのですが、
苦味が少なくて食べやすいと思っています。
品種は変遷しています。
10年前に作り始めた最初の頃は、ちぐさという品種でした。
肉厚で、おいしかったのですが、硬すぎると思うときもありました。
その後、京波を作っていました。多収でした。
そして、京ゆたかを数年前から作り始めました。
やや肉厚で、比較的大きく、そして多収です。
寒くなっても硬くならないので、作りやすく、ずっと直売所に出せます。
タキイのカタログには、ハウス栽培向きと書かれているのですが、露地でも十分に栽培できます。
去年は京ひかりを少しだけ試作したのですが、
肉厚がやや薄く、私の好みとしては、京ゆたかの方がいいです。
そういう訳で、今年は京ゆたかをメインに作ろうと思っています。
200株だけ、苗農家に注文しました。
ピーマンを作っていて、1つだけ、いつも困っていることがあります。
お盆すぎですが、実が熟して、赤くなってしまうことです。
7月から8月にかけて、それこそたくさんできます。
その頃、ピーマンの枝や葉が重なりあってすごい状態になります。
そこで、収穫しながら、剪定もしていくわけですが、
300株も作っていると、剪定がスムーズに進まず、収穫遅れになってしまいます。
そうなると、実が熟して、赤くなってしまいます。
そのまま放置しておくと、次の実ができませんし、場合によっては枯れます。
そこで、いつもは、その赤い実をちぎって捨てる作業をしています。
赤い実をきれいに除いたピーマンの木は9月以降、再び、立派な実を付け、収穫できます。
そんな作業遅れをなくすために、今年は、植える株数を200株に抑えようと思っています。
そして、多分、肥料切れも伴っていると思いますので、こまめに追肥をして行こうと思っています。そして、水分供給も。
今年こそ、ずっと続けてピーマンの実を収穫したいと思っています。
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