キャベツに青虫がたくさん付いたので、殺虫剤を散布しました。
雨 (ほぼ1日中、雨が降っていました。)
11月の上旬まで、雨が少なく、暖かかったので、
栽培しているキャベツに青虫がたくさん発生しました。
そのため、葉っぱが食べられ放題になってしまいました。
結局、殺虫剤を散布し、何とか、食害の被害から守ることができました。
殺虫剤は10月の終わりと11月の初めに2回、散布しました。
初回の10月散布時の翌日の朝、畑に行くと、
キャベツの葉に、真新しい緑色のフンがあって、よく見ると、大きな青虫が生きていました。
実は、使った殺虫剤はいつ購入したか不明でした。
あまり使わないので、2,3年前のものかもしれません。
ハウスの中の机の引き出しに入れているのですが、夏の暑いときもそのままです。
殺虫剤の中の成分が失活したのかもしれません。
数日たっても、大きい青虫は死んでくれることはありませんでした。
それで、1週間後に、1回目と違う殺虫剤を、農協から新たに購入して、散布しました。
これは、よく利きました。
ちなみに「アファーム」という殺虫剤でした。
殺虫剤の容器には、購入年月日を記入して、以後、気をつけることにしました。
この写真は、2回目の殺虫剤散布後の11月17日に撮影しました。
殺虫剤が効いて、内側から、きれいな新しい葉が出てきています。
これも殺虫剤が効いて、
内側から新しい葉が出ています。
これくらいだと、どうにか、ギリギリで、キャベツの玉になってくれると思っています。
青虫は内側の新しくて柔らかい葉から食べます。
ほおって置くと、キャベツの玉はできません。
殺虫剤をできるだけ使わなくてよいように、毎年、9月の下旬に定植しています。
それでも、毎年、1回or2回くらいの殺虫剤を散布します。
今年は10月が暑くて、雨も少なかったです。
こんなときには、モンシロチョウが乱舞します。
パオパオなんかで覆っておけばよいのですが、コストが合いません。
ちなみにモンシロチョウは12月でも暖かければ飛んでいます。
冬になったら、死ぬとばかり思っていましたが、気温が氷点下になっても生き残っています。
キャベツは福岡県の減農薬・減化学肥料の認証制度に申し込んでいます。
キャベツの農薬基準は5回以下です。
種子消毒はされていなので、今回の散布回数2回は基準以内になっています。
現在はかなりの低温になっていますし、雨も多いので、
多分、もう散布することはないと思っています。
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コメント
20年も前から完全無農薬の野菜を茨城県の友人から送ってもらっています。網をかけたり、手で虫を取ったり大変、勿論除草剤も使いませんので草取りも大変です。60軒の家庭の野菜と米をまかなっています。
また友人の30台の女性は完全無農薬2年目でがんばっています。消費者が支えて援農にも皆さん進んでいっています。
私の町では「減農薬」の野菜は普通に、当たり前に売っています。
「気ままな耕作日記-野菜大好き新規就農12年目になりました。」「・・・少しずつ経験を積んでいます。基本的には有機栽培です。」気ままは結構ですが・・・有機栽培とは完全無農薬のことを言うのでは?
投稿: | 2011年1月 9日 (日) 05時01分