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2008年9月15日 (月)

農薬の残留基準とは、そんなにいいかげんなものなのでしょうか?

  

このブログで政治的なことは書いたことはありませんが、

さすがに太田農林水産大臣の発言には腹が立ちました。

米や野菜などの農産物について、国が決めている残留農薬基準をあからさまに無視する発言でした。

「(基準は超えているけれども、)食べても安全です。中国ギョウザの数十万分の一です。」という発言は消費者だけでなく、生産者をもバカにしています。

   

生産者の方から考えると、保健所などの検査で、基準を超えている農産物が一般市場で販売されていることが発見された場合、公表、回収されます。

このことは、生産者にとっては大打撃を受けることを意味します。

信用を取り戻すことは、かなり大変なことになるでしょう。

   

国はポジティブリスト制度を作っていますので、今は、もっと大変です。

その農薬を直接使っていなくても、周りから飛んでくることにも注意を払わなければいけません。

   

太田農水大臣の発言は、残留農薬基準以上でも安全だということですから、

それだったら、その基準は何ですか?ということになってしまいます。

何のために基準が作られているのですか?ということになります。

基準を無力化することを意味しています。

ちょっとだけなら、基準を超えていてもかまわないということになってしまいます。

農薬を使う場合、残留基準を超えないよう、生産者は気を使っています。

その農薬がその作物に農薬登録があるのかどうか、希釈倍率を守っているか、使用回数を守っているか、収穫前何日までの使用かなど、使う時にはさまざまな制約があります。

   

太田農水大臣の選挙区は福岡の西のほうで、農産物の生産も盛んなところです。

生産者からの怒りもあるだろうと思います。

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コメント

bbさまへ
もう2年くらい前になるのですが、2006年5月29日から、農薬のポジティブリスト制が施行されました。
この時期の前後では、農協などから、何回も、その制度の説明を受けました。
日本で流通した無登録農薬や中国などからの残留農薬の問題で制定されたと記憶しています。
有機リン系殺虫剤であるメタミドホスは、確かに、それ以前には、米での残留基準はありませんでした。
でも、大豆では0.05ppm、ばれいしょでは0.25ppmの残留基準が設定されていたようです。
米の0.01ppmは大豆のわずか1/5ですので、問題ないとはいえない基準量だと思います。
日本で農薬登録されていない農薬にも残留基準が必要だとして、0.01ppmという非常に低い値が設定されています。
もう国内ではないのですが、パラチオン、BHC、PCPなどの毒性や残留性が強い農薬が含まれた農産物が外国から輸入されてくるかもしれません。
チェックする上でも、ポジティブリストが必要と思っています。

投稿: マコト | 2008年9月21日 (日) 23時51分

茨城のはた様へ
私は九州なので、茨城の気候がよくわかりません。
青森や岩手で作られているホワイト6片種を作ったこともありますが、難しいです。
2年連続して作ってみましたが、赤さび病などの病気が出やすいことと雨に弱いことがわかりました。
この2つは関連しています。
5月中旬前後から、実が充実してくるのですが、雨が降り続くと、葉や茎が病気になって、実が充実してきません。
5月末から6月の上旬くらいに、収穫しても良いくらいの実になるのですが、病気になると、茎が枯れてしまい、実が太りません。分裂もしてきません。結果として、ただ丸い球根ができるだけでした。
雨が降らないと、ちゃんとできました。
私のように、ほとんど殺菌剤を使わない者にとっては、かなり難しいです。
きちんと殺菌剤で予防することが、失敗しない一番のポイントかもしれません。
でも、ホワイト6片種は難しいのですが、かなり小型の上海種やジャンボにんにくは、いつもきちんとできました。
多分、当地では、気候のせいで、北方の品種は難しいのかもしれません。
それから、ホワイト6片種はトウ立ちしにくいようです。暖かいからでしょうか?他の品種はトウ立ちして、にんにくの芽として、直売所に出しているのですが、あまりできません。
暖かい地方でもできるホワイト6片種の品種がほしいです。
最初に戻りますが、茨城の気候(はたさんのお住まいの地区の気候)はどうでしょうか?
青森よりも暖かいと思いますが、似ているのでしょうか?それとも、かなり違うのでしょうか?
それから、にんにくについての県や農協の栽培基準はありませんか?
もしあれば、参考にするとどうでしょうか?
普及センターに問い合わせるのも一つの手段かもしれません。

投稿: マコト | 2008年9月21日 (日) 23時07分

遠い茨城で、楽しみにHP見させていただいてます。
今日、やっと稲刈りが終わりました。腰が…腰が痛い!!!
こんなに頑張っているのに、巷では、嫌なニュースばかり…

農薬に関して、マコトさんの言うとうり!

野菜は家庭菜園並ですが、2年前にんにくが大失敗。今年再チャレンジです。が、種がた、た、高い。
失敗は許されそうもないので、ポイント教えていただけると助かります。本より参考になります。

投稿: 茨城のはた | 2008年9月18日 (木) 00時07分

ポジティブリストが出来る仮定で
いくらなんでもそりゃないでしょう。
そこまでやる必要ないでしょう。という
ぐらいの低すぎる数値設定に業界が困惑した
という経緯があります。

だから、太田農水大臣の発言は正しいのです。

投稿: bb | 2008年9月15日 (月) 20時07分

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