気づいたら、油粕の価格が上がっていました。
晴れ
新年になって、有機肥料の一つである油粕を買おうと思ったら、値段が高くなっていました。
20kgの値段ですが、ホームセンターで980円、農協の予約注文で1103円、通常で1218円でした。
去年の今頃は、たしか、600円前後だったと思います。
50%以上の値上がりです。
世界的な穀類の値上がりの影響が油粕まで及んできているようです。
油を採った後の油粕なので、これほど高くする必要はないと思うのですが・・・・・・・。
普通に、手軽に、そして安価に入手できる有機肥料は少ないのが現状です。
牛ふん、豚ぷん、鶏ふん、油粕、漁粕くらいです。
BSE問題の影響で、骨粉は使えなくなりました。
今日、市内でスープなどを作っている会社から、かつお節のだしがらを非常に安価でわけてもらいました。
窒素分がかなり含まれているので、油粕の代用にならないか、試してみようと思っています。
土の上なので、分かりにくいですが。
パラパラでした。
耕運後、牛ふん堆肥をまいて、ジャガイモを植えようと思っています。
ところで、油粕の元のナタネ油の中に、キャノーラ(CANOLA)油というものがあります。
そのナタネ油はカナダで作られた品種だそうです。
(キャノーラの由来はカナダだそうです。)
少し細かいのですが、
エルシン酸という固化しやすい脂肪酸を少なくし、
絞りかすが家畜のえさに使えるようグリコシノレートという硫黄化合物(甲状腺障害を起こす)の含量を低くした品種だそうです。
この品種は1960年初めに育種を初め、1974年に発表されたそうですので、品種改良を始めてから14年近くかかっています。
1年に1回か2回の交配を重ねて作りあげたので、これでも大変早く実現したそうです。
以上は、「夢の植物を育てる」(鎌田博・堀秀隆編、1995年、日本経済評論社)という本に書かれてありました。
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