生産履歴は安心感につながっていると思っています。
雨 ときどき 曇り
前回のこのブログで、福岡県の減農薬・減化学肥料認証制度に登録していることを書きました。
野菜の袋に、認証シールを貼っていることが、どこまで、お客さんの安心感につながっているのか、半信半疑でした。
でも、今日の日経新聞の朝刊に、「生産履歴」が購入の決め手になっているという記事が書かれていました。
イトーヨーカドー、サミットなどのスーパー(当地には、そのようなスーパーはありませんが)では、履歴が検索できない通常のものよりも、売上げが上がっているそうです。
当地には、イオンさんの「グリーンアイ」という生産履歴を検索できるものもありますが、これもきっと売上げが上がっているのかもしれません。
私はどうかというと、実は、よくわかりません。
販売価格を高く設定しているわけではないのですが、売れ残ったりもします。
以前、何かで聞いたことがありますが、
いろんな価値や商品やサービスはアメリカやヨーロッパから日本に伝わるそうです。
日本では、東京に情報が集まり、その後、各地に分散されるそうです。
もし、その通りならば、この生産履歴の情報と価値も、いずれ私の住んでいる福岡県に拡がると思います。
(そうなってほしいと思っています。)
GAPという言葉を去年、初めて知りました。
GAPとは、Good Agricultural Practice の略で、直訳すると、「いい農業のやり方」ですが、日本語では、農業生産工程管理とか適正農業規範とかに訳されています。
日本版GAPのJGAP(ジェイギャップ)では、押さえるべき農場管理のポイントとして、
(1)農産物の安全、(2)環境への配慮、(3)生産者の安全と福祉、(4)農場経営と販売管理があるそうです。
単なる、実際の生産履歴だけではありません。
このGAPもヨーロッパが世界標準になっているそうです。
私なりの解釈では、良い農産物を作りそして販売するために、上記の(1)~(4)に取り組もうということだと思います。
現在は、ここまでする必要はないと思っていますが、いずれは、GAPのような生産管理をする必要が出てくるかもしれません。
(文書化して、実践するのはかなり大変です。)
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