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2007年9月22日 (土)

野菜のブログをよく1年間続けられたと思います

晴れ

   

昨日、4万アクセスを超えました。

このブログは去年の9月18日から書き始めましたので、およそ1年になります。

書いたタイトル数は267件でした。

当初は3ヶ月、がんばって書こうと思っていましたが、幸いにも3日坊主にならずに済みました。

   

以前にも書いたと思いますが、その時期の野菜作りは米作りと同じように、毎年、1回しかありません。

例えば、大根は年中、スーパーに並んでいますが、

実は春、夏、秋、冬の大根は品種が違います。

   

春はトウ立ちの遅い(晩抽性)品種を作ります。日が長くなると、大根はトウ立ちしやすくなり、根が太る前に、花が咲いてしまいます。

夏は、当地では非常に難しいです。その時期の青首大根は、当地からはるかに遠い、冷涼地の北海道からもやってきます。大根は本来、暑い季節にはできません。中が黒くなったりします。また、暖かく湿った梅雨を乗り越えるのが難しいと思います。以前、梅雨を乗り越えようと、水はけの良いところで作ったこともありましたが、全て腐ってしまいました。

秋は大根が最も作りやすい時期で、普通にだれでも作れます。

冬は、当地でも寒さがきびしくなるので、寒さに強い品種が選ばれます。秋の大根を2月頃まで、畑に置いておくこともできますが、葉が黄色くなってぼろぼろになったり、大根の地面から出ている部分(茎だそうです)の表面の皮が剥けてきて、とても食用になりません。

    

最近は産地表示がありますので、季節ごとの産地を観察するのも、おもしろいかもしれません。

基本的には、夏は冷涼地から、冬は温暖地からの野菜が並んでいると思います。

作りやすい秋や春は地元産の大根が並んでいるのではないでしょうか。

   

日本には四季がありますので、それぞれの野菜で作りやすい季節があります。

その時期の野菜が、味は最もおいしくて、価格は最も安いと思います。

なぜならば、地元産の野菜が多数出回るからです。

遠くから運んでこなくても良いし、無理な季節に作って、余計な経費をかけなくて済むからです。

  

トマトの旬は冬春のものだと主張している人がいました。   

理由は、最もおいしいからだそうです。

本当にそうでしょうか?

一部のトマトはおいしいのかもしれませんが(高価なものは食べたことがないので、よくわかりません)、普通にスーパーで売られているトマトはそれほどおいしくありません。

やっぱり、春から夏にかけて生育したトマトの方が、私は好きです。

    

私の知り合いが話されていたことですが、

このブログに書いている野菜は自分で全部作られているのですか?という質問を受けました。

他の農家の方が作っている野菜について、書き様がありませんと答えました。

自分で作っている野菜はどのように書いてもかまいませんが、他者の野菜をコメントすることはできません。

  

もう夏も終わりです。

ピーマン、オクラ、ナス、冬瓜、カボチャなどが残っていますが、これらの野菜ももうすぐ終わりです。

今年の夏野菜の反省をして、来年には何を作ろうかと思いめぐらせています。

今年、売れた野菜、あまり評判の良くなかった野菜、作りやすかった野菜、作っていても面白くなかった野菜、あまりおいしくなかった野菜、手間がかかりすぎて、途中で放棄した野菜などいろいろありました。

   

このブログも2年目に入ります。

まだ書きたいことがたくさんあります。

毎年、新しい発見もあります。

このブログは私自身の日記なのですが、できればこれからも見て頂きたいと存じます。

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