« 離島の農業について(その2) | トップページ | オクラの成長 »

2007年8月15日 (水)

オクラの収穫と値段

晴れ (連日、猛暑が続く)

  

オクラは真夏に勢いよく生育する野菜です。

P10104091   

一回に収穫したオクラです。

250~300個くらいあります。

収穫に要する時間は30~40分でした。

袋詰めには30分以上かかります。

   

   

   

販売のためには、野菜の収穫と袋詰めをしないといけないのですが、

実は、これらの作業は単純労働で、労働生産性の概念では、最も付加価値の低い労働かもしれません。

   

畝の長さ38m、1畝に2列、50cm間隔の植え穴、1つの植え穴に3本のオクラの木とすると、

畑のオクラの木の本数は、

38m÷0.5m×2列×2畝×3本=912本です。

この全てのオクラの木に、実が成っているか見るので、どうしても上記の時間がかかります。

   

袋詰めは10本程度を防曇袋にきれいに並べて入れます。

30袋を作ろうと思うと、30分以上かかります。

  

1袋の売価が100円とすると、販売店の手数料(15~30%、店によって異なります)などを差し引くと、

手取りは1袋平均80円です。

30袋で2400円です。

   

この金額が高いのか低いのかは、個人個人さまざまですが、

私はもう少し高くても良いのでは?と思っています。

   

不思議なことに、野菜の価格は10年前に比べて、それほど高くなっていません。

なぜでしょうか?

 

ここに、農業の深刻な問題があるような気がします。

牛乳は水よりも安い。

米の価格は下がり続ける。などなど  

普通の農業をしていて、でも、真面目にそれなりにがんばっている農家にとっては非常に苦しい状況が続いているのが、現状です。

   

こんな状況下では、作物が作りにくい農地が、自然と、耕作放棄地になってくるのもうなづけます。

昨日、当地でも、山に近いところに、いのししだけでなく、鹿や猿まで出てきていることを聞きました。

猿は怖いそうです。

悪循環の様相になってきているようです。

   

まずは、経済的に、ある程度の収入が見込まれなければ(儲かるという意味ではありません。)、

農業をやり続ける意欲も失われていきそうな気がします。

|

« 離島の農業について(その2) | トップページ | オクラの成長 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

農業」カテゴリの記事

オクラ」カテゴリの記事

コメント

同じ同業者として楽しみに拝見させていただいております。私もこの春より会社を辞め、就農しました。父母は出荷しておりますが、私は主に直売所です。いくら頑張っても趣味程度の収入しかないのが現状です。家は主人が勤め人ですのでまだ何とかやっていっていますが、これで生計を立てるのはホント大変なことだと思います。野菜の値段、何とかしてほしいですね。袋詰めの時間もかなりのものですからね。これからも楽しみにしております。お互い夏の暑さに負けず、頑張りましょう。

投稿: aiko | 2007年8月17日 (金) 14時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オクラの収穫と値段:

« 離島の農業について(その2) | トップページ | オクラの成長 »