畝幅と株間
雨
終日、雨が降りました。
耕した後に、畝を立てていて、本当に良かったと思っています。
こんなに雨が降るとは思いませんでした。
昨日は、
ゴーヤ(2畝、畝幅4.5m)、ピーマン(5畝、畝幅1.7m)、きゅうり・インゲン(2畝、1.7m)の畝を立てました。
ゴーヤは、幅6mのハウス用支柱を使っています。
2畝合わせた畝幅は最低6m必要で、支柱から1mくらいは広くしたいので、
結果的に、かなり広い畝幅になってしまいます。
ピーマンとキュウリの畝幅を1.7mとしたのは、1.8mのマルチを張るのにちょうど良いからです。
畝立ては、予め、畑の端に、ポールを立て、それを目印にして、
排土板をつけたトラクターで畝を立てます。そして、管理機を1,2回通します。
この時、どうしても±5cmくらいずれます。
1.7m幅にすると、畝幅が多少広くなってもマルチが張れます。
株間ですが、
キュウリは90cm、ピーマンは70cmくらいにしています。
畝幅と株間から、キュウリは1坪に2株だけ植えることになります。
このくらい広くても、収穫の最盛期には、葉が重なり合います。
野菜を作り始めた時、ピーマンの畝幅は150cm、株間は50cmでした。
葉が重なり合うので、畝幅も株間も少しずつ広げてきました。
そうして、現在は、畝幅170cm、株間70cmにしています。
株間をもっと広くして粗植にすると、確かに、葉は重ならず、病気にも強いかもしれません。
でも、効率は低下します。
農地面積の効率性、収量、マルチなどのコスト、苗や種の代金などを考え合わせると、
今回程度が粗植の上限かもしれません。
野菜の種類に応じて、どの程度の畝幅と株間にすると良いのか、毎年、悩んでいます。
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