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2007年2月15日 (木)

認証チェックを受けました

晴れ

  

昨日、ほ場で、春菊のFマーク認証のチェックを受けました。

(Fマークとは、福岡県減農薬・減化学肥料栽培認証制度の認証マークのことです。)

  

他県のことは分かりませんが、

かなり厳格に運用されています。

  

申請した栽培計画書に沿って、栽培されているかという点について、

栽培管理記録簿と現場のほ場で、農林事務所の担当者がチェックします。

チェックしている用紙を見ると、数十項目あります。

そして、ほ場から、所定の量の野菜を採り(今回は春菊ですが、約200gくらい)、

持ち帰って、残留農薬検査に出されます。

検査結果は、私の方に直接、返事が来て、「OK」 であれば、認証シールを貼って、

直売所に出す事ができます。

  

私は、この秋冬で、6種類の野菜を申請していましたので、

収穫間近になるたびに、農林事務所と普及センターの方が私のほ場まで来られました。

野菜の種類によって、収穫開始の時期が異なりますので、

何度も足を運んでもらいました。

私の方も、栽培記録をきちっと付けておくことが必要で少し面倒臭いのですが、

チェックする方も、大変だなあと、つい思ってしまいます。

(有機認証の場合は、さらに大変なようですが・・・・・・・・)

   

できるだけこまめに栽培記録を付けるようにはしているのですが、

今回も一つだけ、私の方のミスがありました。

それは、春菊の種の袋を保管していなかったことです。

袋には、種子消毒しているかどうか記載されています。

もし、種子消毒をしている場合には、その旨が書かれています。

種子消毒の場合にも、農薬使用1回にカウントされます。

2種類の農薬が使われていると、2回とカウントされます。

今回は、普及センターの方に調べていただくことで、了解を得ました。

(栽培中は、一度も農薬を使っていませんので、農薬使用回数も基準内ですし、

多分、播種してから2ヶ月弱ですので、残留もしていないだろうと思われます。)

  

この制度の名前があまりに長く、いかにも「お役所言葉」そのものですので、

もう少し、消費者に理解され、浸透するようなネーミングをしてもらいたいと思っています。

農協の直売所の担当者も、そう思っておられるようです。

消費者は、

このFマークのシールを付けて売っている農産物と、そうでない場合との違いを、

はたして、理解してくれるのだろうか?と少し心配にもなったりします。

     

「安全」の上の段階として、「安心」があります。

もう一つのことばに、「おいしさ」があります。

できれば、「おいしくて、安心な農産物(野菜)」を表現するネーミングがあれば良いのに、と思っています。

  

Fマークの普及には、もう少し時間がかかると思いますが、

数年間、続けてみようと思っています。

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