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2007年2月22日 (木)

暗渠排水その2

晴れ

  

前回の暗渠排水の続きです。

暗渠を埋設した畑は、約30m×42mくらいの広さです。

30m側に深さ1.5mくらいの排水溝があるので、最後はそこに流すことにしました。

土管は8m間隔で4列埋設し、2列を1つにして、塩ビのパイプで排水溝に流しました。

土管を埋設する深さですが、出口で75cm、反対の浅いところで40cmでした。

    

出口の75cmという深さは、実感として、相当な深さです。

この深さを掘るのに、最初は、友人のYさん所有のトレンチャーで掘ってもらいました。

ところが、下層に行くほど、大きい石が出てきて、

トレンチャーは何度も止まるし、トレンチャーに付いている歯も痛みました。

  

そこで、仕方なく、ユンボを借りてきて、操作がうまい叔父に幅30cmくらいで掘ってもらいました。

ユンボは重いので、できるだけ畑に入れたくなかったのですが、

できるだけ小さい0.1サイズのものを使いました。

  

これは失敗談ですが、

表土(約20cm)を予め除くことが必要ということが、あとでわかりました。

それを省いて表土ごと掘ってしまったため、下部の粘土層や石が表土に混じってしまいました。

最後に平らにならした後は、これらが混ざってしまい、今も石拾いをしています。

トラクターで耕すとき、ゴツンゴツンと石に当たる音がしてしまいます。

もう4年くらいなるので、最近、やっと石が少なくなってきました。

   

水平を測る土木用の装置は建設会社から借りました。

そうでもしないと、40mをわずか35cm(75cm-40cm)の勾配ですので、目視だけでは難しいことでした。

長さ10mでわずか約10cmの高さしかないので。

  

土管の上下には赤貝の貝殻を使いました。

これは、佐賀県鹿島市の土井貝灰製造所から、大型トラックで20立米(㎥)の量を運んでもらいました。

20㎥の貝殻は相当な量です。

計算して頼んだのですが、ダンプから降りた量を見て、ビックリしました。

  

通常、土管の上下には、比較的安価な砕石を用いるのですが、

赤貝の貝殻を使った理由は、

微生物の繁殖を促すことと、もう一つは頑丈で軽いことでした。

20㎥の砕石ですと、柔らかい畑では、溝まで運んで入れるのも一苦労です。

貝殻は軽いので、キャリーにも積み込みやすいし、溝に入れて、平らにならすのも楽でした。

  

土管の組み込み作業と貝殻で埋設する作業は、妻と共に行いました。

貝殻は地面から25~30cmの深さまで入れました。

最後に、土をかぶせるのは、ユンボの操作があまりうまくない私がしました。

   

その後、数日間、晴れた後に、弾丸暗渠を近所の酪農家のUさんにお願いしました。

80馬力くらいの大型のフォード製トラクターの後ろに、

厚い鉄の板が縦に付いたもので、その下に鎖につながれた弾丸状の鉄の玉が取り付けられています。

畑に縦に切れ目を入れ、その下、30cmくらいのところを鉄製の弾丸が走り、空隙をつくっていくものです。

土管暗渠に直角なるように切れ目を入れてもらいました。

  

80馬力のトラクターはかなり大型です。

普通、田で見かけるトラクターは25~30馬力のものが多いと思います。

私のトラクターは小さく、20馬力くらいです。

近くで見ると、かなり大きく、これくらいのものでないと、地面に切れ目は入れられないようです。

ちなみに、前後左右の車輪が自由に動く完全四輪駆動でした。

   

結果は、前回書いたのですが、ビックリするくらい非常に良好です。

私としては、大変な作業でしたが、良かったと思っています。

  

百姓は、農産物を作るだけでなく、あるときは、土木屋さん、あるときは配管などの設備屋さん、など色々しなくてはいけないようです。

すべて業者さんに依頼すると、かなりの費用がかかってしまいます。

私はイマイチですが、要領の良い方ですと、安価に色々と工夫できると思います。

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