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2007年1月 3日 (水)

今年の品種:ピーマン類

晴れ

  

実は、今年は何を作ろうかと考える時が一番楽しいときです。

その次にワクワクするのは、実際に種を蒔いて、苗を植えて、一番果を収穫する時です。

その後は、毎日、手入れを黙々としていき、次から次から成る収穫物を淡々と収穫していきます。

私のような者はまだアマチュアの段階から抜け切っていないのかもしれません。

  

篤農家は、例えば、キュウリでは、5月に苗を植えて、夏を乗り切って、10月まで収穫します。

私は、せいぜい、8月の初めまでです。

収穫期間の長さが、アマチュアと篤農家の違いだろうと思っています。

  

そうした半分アマチュアの私が、唯一、長期間、収穫できるのがピーマンです。

5月に定植して、6月中旬~11月中旬までの約5ヶ月間、収穫しています。

夏野菜のメインはトマトキュウリ茄子と思いますが、

それに続く準メイン野菜の一つがピーマンと思っています。

  

本当は、ピーマンは生でかじってもおいしい野菜です。

苦味はありませんし、辛味も少ないもので、結構、ジューシーです。

かなり前ですが、娘が小学5年生だった頃、クラス全員が先生と共に私の畑に来られたことがありました。

10月だったため、子供たちに食べてもらう野菜がありませんでした。

そこで、ピーマンを切って、子供たちに食べてもらいました。

2,3人を除いて、皆、喜んで食べていたことが、記憶に残っています。

子供の嫌いな野菜の一つはピーマンですが・・・・・・

その出来事以来、私の夏野菜の主体がピーマンになりました。

  

もう一つ、作る理由があります。

直売所では、ピーマンは案外、出荷されていないことです。

夏の準メインのピーマンを作っている人は少ないのです。

おいしいピーマンさえ作れれれば、思った以上に売れる野菜がピーマンです。

ピーマンの品種は、以前は「あきの」を作っていましたが、

最近では普通の緑ピーマンである「京波」を作っています。

「京波」の方が収穫量が多いためです。

今年は、他の中型のピーマンも試験的に少し作ろうと思っています。

  

それから、今年も、小型のカラーピーマンを作ろうと思っています。

色は、オレンジ黄色です。

小型のカラーピーマンは、大型種よりも熟期が早く、数もたくさん収穫できます。

ご存知とは思いますが、カラーピーマンは緑色に大きくなって、その後、色々な色に熟してきます。

そのため、通常のピーマンの2倍程度、約50~60日の期間を要します。

その間、台風にやられたり、虫に食べられたりするのですが、年によっては、運が良ければたくさん収穫できます。

緑色のものでも、肉厚でジューシーなので、気に入っています。

  

シシトウは去年、翠光」という品種を作って失敗しました。

わずか、20株しか作っていなかったのですが、ついつい、他の野菜の世話に手を取られて、収穫遅れになってしまいました。

とても出荷できないような大きいものばかりになってしまったり、挙句の果て、赤色に熟してしまいました。

今年はどうしようかと悩んでいます。

  

家庭菜園や市民農園で野菜を作られている方もいらっしゃると思いますが、

甘みがあって、ジューシーな、おいしいピーマンを作られてはいかがでしょうか。

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