種苗店は集会所!!
曇り
去年を振り返りながら、今年は何を作ろうかと考えながら、今年の品種というテーマで書いてきました。
今日は、種や苗を買っている種苗店について少し書きたいと思います。
もちろん、農業資材や肥料、農薬も、種苗店では販売されています。
(こちらの方がメインの利益かもしれません)
もう10年も野菜作りをしていますが、そうした中で学んだことですが、
種苗店は野菜作り全般の知識の集会所ではないかという思いが強くなってきています。
種苗店はホームセンターとは異なっています。
種苗店は、専業農家から家庭菜園の方々までの幅広い購入者に対して、対面で種や苗を販売されています。
対面販売は、良いところでもあり、怖いところでもあります。
良かったら買ってもらえるし、悪かったら文句の一つも言われるかもしれません。場合によっては、もう店に来られないかもしれません。
良心的な種苗店は、お客さんがどのような考えかという点を聞いた上で、販売されています。
場合によっては、どんな品種が欲しいのか?どのような方法で栽培されているのかなど、近くで聞いていると丁寧に聞かれています。
その上で、そのお客さんにあった種や苗を勧められています。
もちろん、細かく聞いて、少量しか買わない私などは、厄介者かもしれません。
この品種の種を何粒下さいという場合があります。
カボチャの種なら大きいので数えやすいのですが、
キャベツやブロッコリーの種(直径1mm程度)でも言ったことがあります。
それらよりももっと小さいレタスの種(吹けば飛ぶような種、さらに小さいです)まで、粒数を言ったことがあります。
(私としては、必要な量だけ欲しかったのです。)
少量を数えて、2ml とか 4ml とかを、量って売ってくれました。
種苗店には、それらの小さい量を計量する容器もあります。
そのように、きちんと対応してくれる店があります。
色んなお客さんとのやり取りの中から、
去年、販売した種の作柄がどうだったかという情報も聞かれています。
ために成る情報であれば、新しいお客さんに提供されています。
そういう意味で、種苗店は農家の情報の集会所(集積所)かもしれません。
野菜の栽培方法についても、最初はほとんど知らなかった私に、色々と教えて頂きました。
私も、いくつかの良い種苗店に巡り会いました。
明日はもっと具体的に書こうと思います。
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