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2006年10月20日 (金)

ハーブ(アップルミント)

雨のちくもり (15℃~25℃)

久しぶりに雨が降りました。雨量が1mmあるかどうかの小雨でしたが。

最高気温は25℃で、すずしい日でした。

来週の月曜日(23日)にはもっと雨が降るようです。期待します。

  

P10207961 3年前に、畑の土手に、90cmの間隔で、ミント類を植えました。

今では、「アップルミント」が土手を覆っています。

実は、できるだけ殺虫剤を使わずに、害虫から逃れられるためにはどうしたら良いか、いつも思っていました。

 

ナスの横に「スイートバジル」を植えたりもしました。

しかし、冬に枯れるため、毎年、植えななければなりませんでした。

何年か続けたのですが、根気が続かず、断念してしまいました。

  

そうこうしているうちに、数年前の日本農業大賞で、北海道美唄市の「香りの畦みちハーブ米」というものがあることをNHKのテレビで知りました。

調べてみると、「水田の畦畔にハーブを裁植し、カメムシの発生源であるイネ科雑草を抑えて、稲をカメムシの害から守る」ということでした。

普通の昆虫は、植生が決まっており、例えば、昨日のモンシロチョウはアブラナ科の植物を食べます。しかし、カメムシは色々な植物の汁を吸ってしまいます。

私の畑のピーマンナスオクラゴーヤなどもカメムシの害に遭います。

そういうようなことから、ミント類を畑の土手に植えました。

  

  P10207991_1

土手のアップルミントの拡大写真です。

ミントは冬は枯れるのですが、広がった地下茎で、翌年の春は新芽を出します。

夏場に背が高くなったので、一度刈り取りました。

周りの田とは、コンクリートの用水路で仕切られています。

地下茎は私の畑だけに広がりますので、他に迷惑がかかりません。

  

肝心のカメムシの発生抑制ですが、実は、よくわかりません。

30mくらいしか広がっていないからかもしれません。

他に、パイナップルミント、オーデコロンミント、スペアミントも植えていますが、思ったよりも増えません。

これらのことは、また、明日書きます。

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コメント

北海道の今橋道夫と申します。気ままな耕作日記に取り上げられた香りの畦みちを考案した者です。福岡県でもアップルミントは立派に育つのですね。九州の生育状況が初めてわかりました。北海道ではカメムシ調査に専門の調査網(子供の虫取り用を立派にしたもの?)を使いカメムシ調査します。私たち農家でも使っていて簡単に調べることができます。写真の畦ならもう確実に効果が出ていると思います。

ご存じと思いますがカメムシもたくさん種類があって、なすなどのカメムシは稲のとは違います。
今後情報交換させていただくとうれしいのですが。

投稿: 今橋道夫 | 2006年11月 4日 (土) 18時30分

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